
明治安田生命J1リーグのFC東京は5日、レバノン代表DFジョアン・オマリ(33)が今季限りで退団することを公式発表している。そんなオマリに元チームメイトがSNSを通じて感謝のメッセージを送った。
オマリは2018年8月にUAEアラブ首長国連邦のアル・ナスルからサガン鳥栖へ期限付き移籍。サガン鳥栖での期限付き移籍期間満了後はアル・ナスルに復帰したものの、2019年7月にヴィッセル神戸へ完全移籍により加入。昨年からFC東京でプレー。昨季終了後にはドイツメディアのインタビューで退団をほのめかしていたが、今年2月にFC東京と契約更新。ただ、今季もJ1リーグで20試合に出場とレギュラー定着には至らず、今月5日に退団が正式決定していた。
その中、FC東京のGK児玉剛(33)が7日にSNSを更新。味の素スタジアムでオマリと2人で談笑する時の動画をアップするとともに「彼は3か国語喋れる超優秀で、めちゃくちゃフレンドリーな最高の友人でした!新しい価値観をくれたジョアン!ありがとう!!」と投稿。オマリと良好な関係を築いていたことを明かした上で、同選手に対する感謝の言葉を残した。
なお、FC東京はすでに長谷川健太監督がシーズン途中で辞任しているほか、最終節・アビスパ福岡戦の翌日に森下申一監督の退任も公式発表している。来季タイトル獲得にむけて、選手やコーチ陣ともにメンバーの大幅な入れ替えが予想される中、児玉剛は戦友との別れに寂しさを感じていることだろう。
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