現在ツイッター上で、日本では絶滅危惧種の寝台列車「サンライズ瀬戸・出雲」の乗車イラストレポートが「旅情をくすぐる」と話題になっている。東京から香川県の高松駅もしくは島根県の出雲市駅をつなぐ日本で最後の定期運行を行う寝台列車とあって、一度は乗ってみたいという声が集まっている。
今回はチケットが取りにくいとされる寝台列車サンライズのワクワク感をお伝えしていきたいと思う。
夜行列車で行くひとり旅が贅沢すぎる

寝台列車のサンライズ瀬戸・出雲で行くひとり旅が、ツイッターで話題となっている。レポートを投稿したのはイラストレーターの、こた イラスト教室受付中!(@kota_draw)さんだ。
「人生で一度は乗りたい! 寝台列車サンライズで夜のひとり旅」というコメントとともに投稿されたイラストレポートには、東京から岡山までの区間を個室寝台で移動したことや、移り変わる車窓の風景をひとりじめする贅沢感がやわらかなタッチで描かれている。旅好き、鉄道好きの心をくすぐる旅情がたまらないのだ。
このツイートに対し「乗りたい!」「寝台列車憧れます」「サンライズいいですよね。また乗りたい。このイラスト通りの楽しさ、感動、ワクワクが詰まっています」など、旅心を刺激された人たちの声が集まっている。唯一無二の体験ができるとあって、寝台列車サンライズのチケットは長期連休などの繁忙期にはなかなか予約できないプレミアものだ。
イラストに描かれた「B寝台・個室シングル」とは

サンライズには「A寝台」と「B寝台」がある。新幹線でいういわばグリーン車と普通車の違いだ。A寝台には「シングルデラックス」というアメニティ付きの広々とした個室が備えられており、料金は高いが人気も高く6室しかないためチケットは特に争奪戦だ。B寝台の部屋タイプはさまざまでシングルやツインといった個室のほか、「ノビノビ座席」と呼ばれるほぼ雑魚寝のような席もある。
イラストレポートで描かれていたのはB寝台のシングルだ。部屋数が80室と最も多く、サンライズのなかではスタンダードな部屋だといえる。シングルには1階と2階があり、こたさんが泊まったのは天井までカーブを描いた広い窓のある2階席。コンパクトな部屋で寝転びながら星空や夜明けを眺めていると、まるで小さな宇宙船に乗っているかのような非日常な感覚を味わえる。
遅延が多い、2階は揺れる、音が気になるなど万人受けする乗り物ではないが、その難点すらも、まるごと非日常感と捉えられる人にはたまらないだろう。豪華列車を除けば、寝台列車はもう絶滅危惧種のようなもの。なくなる前に一度は乗ってみたいものだ。
参照元:人生で一度は乗りたい!寝台列車サンライズで夜のひとり旅【こた イラスト教室受付中!(@kota_draw)さん】
※サムネイル画像(Image:「こた イラスト教室受付中!さん」Twitterより引用)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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