
明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)は6日、元日本代表MF田中順也(34)が今季限りで退団することを“フライング発表”したことで注目を集めている。
田中順也は2016年2月、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のスポルティングCPから柏レイソルへ期限付き移籍により復帰。しかし、下平隆宏監督のもとで出場機会に恵まれず、2016シーズン終了後に期限付き移籍期間満了により柏レイソルを退団し、スポルティングCPからヴィッセル神戸へ完全移籍していた。
同選手はヴィッセル神戸で迎えた2017シーズンにリーグ戦で24試合に出場。2018シーズン以降は元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(36)をはじめとする大物選手の相次ぐ加入や、日本代表FW古橋亨梧(26)の台頭もあって出場機会を確保できず、今季はJ1リーグでわずか7試合の出場に終わった。それでも、今月4日開催の最終戦・サガン鳥栖戦では途中からピッチに立つと、自らのゴールでチームを勝利に導いていた。
その中、イニエスタは6日にインスタグラムを更新。ストーリー機能において背番号「21」を身にまとう田中順也の後姿をアップするとともに「アミーゴ!幸運を!!一緒に過ごせたことに感謝!ありがとう、そしてファイト!!!」と同選手との別れを惜しむ言葉を残している。
これには、ヴィッセル神戸サポーターをはじめJリーグファンから「まさかイニエスタが…」、「イニエスタがフライング?」とイニエスタの投稿に対する驚きの声が上がっているほか、田中順也の退団を惜しむコメントも寄せられている。
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