
明治安田生命J1リーグのガンバ大阪は今月3日、韓国代表DFキム・ヨングォン(31)が今季限りで退団することを公式発表しているが、キム・ヨングォンのSNS投稿が波紋を呼んでいる。
同選手は2019年1月に中国スーパーリーグの広州恒大(広州FC)からガンバ大阪へ完全移籍すると、昨季まで守備陣の主力として活躍。今季は7月中旬開催のJ1リーグ第21節・アビスパ福岡戦以降は再びリーグ戦でレギュラーを張っていたが、10月下旬から負傷により戦列を離れていた。
そんなキム・ヨングォンの去就を巡っては、今季終了後に契約満了を迎える中、ガンバ大阪が契約延長の打診を行ったとのこと。しかし、韓国メディア『スポーツソウル』は先月下旬、Kリーグ1(韓国1部)の蔚山現代と選手サイドが4年契約の締結により合意に達したと報道。くわえて、『マイデイリー』は同選手が今夏の時点で韓国国内の複数クラブと交渉を行っていたと伝えたほか、今週にも蔚山現代加入が正式決定するという見解を示している。
その中、キム・ヨングォン本人は4日にインスタグラムを更新。GAMBA BOY(ガンバボーイ)の目の前で鼻や口を両手で多いながら俯いている自身の姿をアップするとともに「こんにちは。皆さんご存知の通り、ガンバ大阪との契約が満了となりチームを去ることになりました。ガンバ大阪のファン、サポーター、職員さん、コーチングスタッフ、選手の皆さん。3年間本当にありがとうございました」
「この3年間を振り返ると本当にたくさんのことがありました。嬉しい時、悲しい時、つらい時や楽しい時もありましたが、何よりも最高のファン・サポーターの方々と一緒に分かち合えたのが本当に幸せでした。3年間、熱い情熱と応援をしてくださり本当にありがとうございました」
「最後までグランドでみなさんと共にしたかったですが、怪我をしてしまい、それが叶わず本当に申し訳なく悔しさが残ります。3年間私を応援してくださったガンバ大阪のファンの方々に直接挨拶をしたかったですが、球団の反対もあり、こうして文字に起こして挨拶することになり本当に悔しく申し訳ない気持ちでいっぱいです。私はこれからもずっとガンバ大阪を応援します!!」とサポーターにむけてメッセージを送っている。
これには、ガンバ大阪のサポーターから「ガンバどういうこと?」、「挨拶なしは寂しい…」とSNSでクラブ首脳陣の対応を批判する声が次々と上がっている。ただ、一部のサポーターは同選手の文言にある「球団」がガンバ大阪ではなく、移籍先のクラブではないかと推察するようなコメントを残している。
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