スマホを使用していると、時折どのくらいの時間をスマホ閲覧に使っているのか気になることはないだろうか。Androidデバイスの場合、実は使用時間を確認する方法がある。そこで本記事では、履歴を確認・削除する方法を解説していこう。
Androidの使用時間を確認する方法

使用時間の確認方法を順に見ていく。注意点として、紹介している手順は、AndroidOS最新版での確認を行っている。そのため、古いOSを使っている場合は、操作手順が多少変わってくるため、注意してほしい。
また、使用している端末によってはアップデートできないケースもあるだろう。しかし、セキュリティ的にもできる限りOSを最新版にアップデートすることを推奨する。
※設定画面→システムアップデートを押せば端末のOSを最新版にできる。利用端末によっては画面に表示されるため、確認しておこう。
1.設定
Androidではホーム画面から「設定」アプリを起動する。ホーム画面にアプリがない場合は、「アプリ一覧」を確認してほしい。設定アプリは必ずインストールされているアプリでアプリのマークは歯車で視覚的にもわかりやすいため、探してみよう。
2.Digital Wellbeingと保護者による使用制限
設定アプリを開いたら、少し下にスワイプする。設定の中に「Digital Wellbeingと保護者による使用制限」という項目がある。タップし次画面へ進むと、1日のうち何時間スマホを使っているのかが表示される。
使用時間の割合が円グラフで表示され、視覚的に見られるのは文字で見るより確認しやすい。Digital Wellbeingはデジタルとの付き合い方を考え直そうために、2018年にGoogleが使用した言葉だ。日本ではまだ一般的な普及はしていないが、ユネスコでも言及されていることから海外では一般的な定義として普及しつつある。 3.ダッシュボードで詳細確認
さらに円グラフの中央近くをタップすると「ダッシュボード」が開く。「ダッシュボード」は細かな情報を確認する場所である。アプリやサイトの滞在時間など、細かな情報が全て記録されている。使いすぎたアプリなどの情報をもとに、制限を付けるなど工夫するのも良い。
Androidアプリの利用履歴をみる方法

ここからは、利用履歴をみる方法をみていこう。履歴はGoogleアカウントによって管理されている。疑問に思うかもしれないがAndroidはGoogleが開発したOSだ。そのため、アプリの利用履歴もGoogleアカウントの操作で把握できる。
※Google PlayストアからのアプリダウンロードもGoogleアカウントがなければ不可能だ。
1.設定
利用履歴を見るときにもホーム画面から「設定」をタップする。ホームになければアプリ一覧を確認してほしい。
2.Google
設定画面が開いたら「Google」をタップしよう。するとGoogleアカウントの管理画面が開く。
3.Googleアカウントの管理
「Googleアカウントの管理」をさらに開いて詳細をみていこう。細かい用語が多いが実際はさほど難しい作業ではない。
4.データとプライバシー→履歴の設定→ウェブとアプリのアクティビティ
画面の上にある「データとプライバシー」タブを開く。
この際、「ウェブとアプリのアクティビティ」にチェックが入っているかを確認しておこう。チェックが入っている場合は、データを残すようになっている。ほとんどのスマホでは、あらかじめ利用履歴を残すように設定されているはずだ。
5.アクティビティを管理→履歴
ウェブとアプリのアクティビティ項目にある「アクティビティ管理」を選択しよう。下にスクロールすると「履歴」欄がある。ここに日付でまとめられたアプリ等の履歴があるので、表示し確認しよう。
アプリの使用量は自分の利用時間把握のためにも必要だといえる。