
明治安田生命J1リーグ最終節・名古屋グランパス対浦和レッズが4日、豊田スタジアムで行われた。この試合では、浦和レッズの元日本代表GK西川周作(35)がサポーターの振る舞いに対して怒りをあらわにしたことが話題を呼んでいる。
浦和レッズは0-0で迎えた前半アディショナルタイムの45+1分、ピッチ中央からゴールに向かって仕掛けたMF小泉佳穂(25)が韓国人DFキム・ミンテ(28)からスライディングを受けて倒され、ファウル。すぐに浦和レッズサポーターからブーイングが飛ぶ中、村上伸次主審はキム・ミンテに対してイエローカードを提示する。
その後、元オーストラリア代表GKミチェル・ランゲラック(33)のゴールキックに対して、日本代表DF酒井宏樹(31)がDF木本恭生(28)とのコンタクトプレーで倒れると、再び浦和レッズサポーターからブーイングが起こる。そして、直後に前半終了のホイッスルが吹かれると、アウェイゴール裏からは一際大きなブーイングが飛んだ。
これを不快に感じた西川周作は、ドレッシングルームに引き上げる際、ピッチサイドにいたスタッフに「黙らせてよ、アイツら」と浦和レッズサポーターの陣取るゴール裏を指さしながら言い放っており、DAZN中継の集音マイクに拾われている。
これには、Jリーグファンから「ルール違反だ」、「ブーイングはダメだろ」、「マナー悪いな」とゴール裏の浦和レッズサポーターを批判する声がSNSで次々と上がっている。
また、キム・ミンテに対する村上伸次主審の判定に対して、レッドカードではないのかという意見も上がっている。いずれもしても、今回の浦和レッズサポーターの行為が「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」に違反するものであることは確かだ。
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