
明治安田生命J2リーグのアルビレックス新潟は4日、FW田中達也(39)が今季限りで現役引退することを公式発表した。
田中達也は帝京高等学校をへて2001年に浦和レッドダイヤモンズに入団。FWロブソン・ポンテやFWワシントンなど前線に多くの主力を抱える強力なスカッドの中でもコンスタントに出場機会を得てJ1リーグ、天皇杯、AFCチャンピオンズリーグなど数多くのタイトル獲得に貢献。
2013年からアルビレックス新潟の一員となると、加入1年目にJ1リーグ32試合に出場するなど中心選手としてチームを支えていた。しかし、昨季はJ2リーグ7試合の出場にとどまると、今季はリーグ戦での出場がなかった。
同選手は現役引退を決断したことについて「山口県の周陽スポーツ少年団でサッカーを始め、周陽中学校、帝京高等学校と進む中で指導してくださった指導者の方々や、日々切磋琢磨しながらトレーニングをしてくれた仲間たちのおかげで、プロサッカー選手になることができました」
「浦和レッズで12年、アルビレックス新潟で9年。この21年間で自分を成長させてくれた、たくさんの監督のおかげで、夢のような素晴らしい時間を過ごすことができました。時には大きな困難にぶつかり、挫けそうな時もありましたが、共に戦ってくれたチームメイトやスタッフ、そして、声援を送り続けてくれたサポーターの皆さんの存在が、自分を何度も奮い立たせてくれました」
「そして、自分を育ててくれた両親や自分をサッカーに導いてくれた兄、一番近くで一緒に戦ってくれた妻、パワーの源の子どもたちにも、とても感謝しています。多くの方々のサポートのおかげで、とことんサッカーをやり続けることができた自分は本当に幸せ者です。何よりも、アルビレックス新潟のオレンジ色のユニホームを着て引退できることを、誇らしく思っています!皆さん、本当にありがとうございましたとクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
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