飛行機移動拒否で8戦連続欠場!?太田宏介と同僚の元リバプールFWに批判が…
(画像=ダニエル・スタリッジ 写真提供: Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 リバプールでプレーした過去をもつ元イングランド代表FWダニエレ・スタリッジ(32)は今年10月、元日本代表DF太田宏介(34)を擁するパース・グローリーに加入している。しかし、同選手は先月26日開催のAリーグ(オーストラリア1部)第2節・ウェスタン・ユナイテッド戦につづき、再びアウェイゲームを欠場することが確実になったようだ。3日、オーストラリア・パースの地元紙『The West Australian』が伝えている。

 スタリッジは、10月20日にホームで迎えたAリーグ開幕節・アデレード・ユナイテッド戦で85分から途中出場。24日にホームで行われたFFAカップ(オーストラリア国内カップ戦)プレーオフのメルボルン・ビクトリー戦では大幅にターンオーバーが行われる中、太田宏介ら複数の主力選手とともにメンバー外となっていた。

 ただ、同選手は負傷していないにもかかわらず、26日開催のウェスタン・ユナイテッド戦を欠場。パース・グローリーのオーナーであるトニー・セージ氏が国内メディアの取材で、本人が監督やコーチングスタッフに対して「4時間のフライトに慣れていない」と主張していたことを明かし、話題を集めていた。

 そのパース・グローリーは今月5日のメルボルン・ビクトリー戦、8日のメルボルン・シティ戦と、オーストラリア東部メルボルンでの連戦に臨む。さらに、今月中旬以降もブリズベンやアデレード、シドニーなどでのアウェイゲームを立て続けに控えており、来年1月15日までホームゲームが組まれていない。

 そのため、長時間の飛行機移動に難色を示しているスタリッジが、メルボルン・ビクトリー戦から7試合つづけてプレーしない可能性を指摘する声や同選手への批判が上がっている。

 その中、リチャード・ガルシア監督はメルボルン・ビクトリー戦でスタリッジを起用しないことを明言。同選手について「ダニエル・スタリッジを見たいという人々には、彼のベストな姿を見てほしいと言い続けている。ただ、1週間だけ彼(のプレーしている姿)を見て、また1ヶ月間見ないということはない」と語っている。

 なお、スタリッジはマンチェスター・シティやチェルシー、ボルトン、リバプールでプレーした後、2018/19シーズン終了後にスュペル・リグ(トルコ1部)のトラブゾンスポルへ加入。賭博規約違反による出場停止処分が科せられた昨年3月に契約解除となると、しばらく無所属状態が続いてたが、10月1日にパース・グローリーへの加入が正式決定していた。

提供元・Football Tribe Japan

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