目次
●天体観測の前に知っておきたい冬の代表的な星座
●夜空に輝く星々を眺めよう
●天体観測の前に知っておきたい冬の代表的な星座

冬の夜空には、おおいぬ座の「シリウス」と、こいぬ座の「プロキオン」、オリオン座の「べテルギウス」を結ぶ「冬の大三角」が有名だ。
また、シリウスとプロキオンにくわえ、ふたご座の「ポルックス」とぎょしゃ座の「カペラ」、おうし座の「アルデバラン」とオリオン座の「リゲル」を結ぶ六角形「冬のダイヤモンド」を探してみるのもおすすめ。
■星座にまつわる小話
星空をもっと楽しむためにも、冬の代表的な星座にまつわる小話を紹介しよう。
ギリシャ神話に登場する巨人オリオンは、海の神ポセイドンの息子で、美しく力が強い狩人だった。
月と狩りの女神と恋に落ち、幸せに暮らしていたオリオンだったが、強さを自慢していたために、神々の怒りをかってしまう。神々がつかわしたサソリの毒で死んでしまったオリオンは、やがて星座となって空に上げられた。
オリオンの狩りを助けた猟犬はおおいぬ座となり、同じ冬の空に輝いているという。
ちなみに、オリオンの死の原因となったサソリは「さそり座」として空に上げられたが、冬とは真逆の夏の星座に数えられている。こうした神話は、古代を生きた人々から現代に紡がれた物語だ。星空に浮かぶ光に神秘を感じるのは、今も昔も変わらないということだろう。
●夜空に輝く星々を眺めよう

現代では、空にかざすと星座の位置が分かったり、天文学の小ネタを知れたりするスマホアプリも登場している。こうしたツールを活用することで、いつもとはひと味違った楽しみ方ができるかもしれない。
夜空の美しさを堪能するべく、今年の冬はぜひ天体観測に出かけてみよう。
提供元・男の隠れ家デジタル
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