アイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地（25）は、来夏までに退団する可能性が以前から噂されている。そんな鎌田大地に対して、チームメイトである元日本代表MF長谷部誠（37）がアドバイスを送った。2日、ドイツメディア『FUSSBALL』が伝えている。
鎌田大地は今夏プレミアリーグ移籍が噂されていたが、正式なオファーが届かずフランクフルトに残留。今季は開幕直後からチームが苦戦を強いられる中、本来のパフォーマンスを発揮できずにいたものの、10月以降は復調。10月21日開催のUEFAヨーロッパリーグ（EL）グループステージ第3節・オリンピアコス戦から公式戦8試合つづけてフル出場しているほか、ELグループステージでは3試合連続でゴールをマーク。ただ、ブンデスリーガではまだゴールをあげていない。
そんな鎌田大地はフランクフルトとの契約を2023年6月まで残しているが、ミランへ移籍する可能性が取りざたされるなど、去就は不透明という見方が広まっている。
その中、長谷部誠は鎌田大地について「彼はまだ25歳ですし、（ステップアップ移籍の）チャンスがたくさんありますね。ただ、まずはここでより多くのゴールをあげる必要がありますし、そうでないと（移籍という選択は）より危険なものになります。もし彼が10ゴール決めるならば、ビッグクラブへ移籍する彼の姿は想像できますよ。まあ、僕は彼がここにとどまることを願っていますけどね」とコメント。ステップアップ移籍を実現するために目に見える結果が必要だという見解を示している。
くわえて「彼はとても良い感じでプレーしていますし、この2シーズンで彼のポテンシャルはすでに証明されています。僕たちには彼のアイデアや創造性が必要ですよ」と鎌田大地がチームに必要不可欠な存在であると改めて主張した。
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