Jリーグ今冬移籍は消滅!?欧米からも関心の有望株が来季ブラジル1部デビューか
(画像=Jリーグの試合球 写真提供: Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 ブラジルの名門サントスの下部組織に在籍しているブラジル人FWルワン(20)には、Jリーグクラブからの関心が伝えられている。その中、サントスは同選手の完全獲得を決断したようだ。23日、ブラジルメディア『Gazeta Esportiva』が伝えている。

 ルワンは今季、フラメンゴ-SPからサントスのU20チームへ今季終了後までのレンタルにより加入すると、16試合に先発出場して11ゴール2アシストをマーク。またU-23チームの一員としても11試合に出場して4ゴールをあげるなど、頭角を現していた。

 サントスとフラメンゴ-SPによるルワンの取引においては、70万レアル(約1400万円)による支払いで70%の保有権を購入する買い取りオプションが付帯されている。その中、ブラジル紙『A Tribuna』は、サントスが財政面で厳しい状況にあることから、フラメンゴ-SPに対してレンタル期間の延長を打診したものの、すでに却下されたと伝えていた。

 また、同選手にはブラジル国内クラブにくわえて、日本、スペイン、アメリカからの関心も伝えられており、複数クラブによる争奪戦が予想されていた。

 しかし、サントスはフラメンゴ-SPに対して、買い取りオプション行使のために70万レアルを支払う意思を伝えたとのこと。ルワンに関心を寄せていたブラジル国内クラブのひとつがスポルチであることも明らかになったほか、同選手が来季にもサントスのトップチームでデビューを迎えるという見方が広まっているようだ。

 日本からも注目を浴びていたルワンだが、今回のサントスに買い取りオプション行使という決断により、Jリーグ移籍の可能性は低くなったかもしれない。

提供元・Football Tribe Japan

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