
明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズや大宮アルディージャを率いていた石井正忠氏は1日、タイ1部の強豪ブリーラム・ユナイテッドの指揮官として仕事を始めた。
石井正忠氏は2018シーズン終了後に大宮アルディージャ監督を退任すると、およそ1年間の無所属状態をへて2019年12月にサムットプラーカーン・シティFCの指揮官に就任。タイ挑戦1年目の2020/21シーズンを14勝5分11敗、勝ち点47の6位という成績で終え、来年5月までの契約延長を勝ちとっていたが、今季はここまで14試合を戦って3勝5分7敗と苦戦。先月27日開催の第15節・コーンケン・ユナイテッド戦でも0-1と敗れ、リーグ戦3連敗となると、今月1日に石井正忠監督の退任を公式発表していた。
一方、7度のリーグ優勝をほこるブリーラム・ユナイテッドは、今季ここまで勝ち点32を獲得。今月28日開催の第15節・チュンライ・ユナイテッド戦で1-0と勝利したことにより、バンコク・ユナイテッドと勝ち点「32」で並んで首位に立っている。
ただ、今月6日の第11節・BGパトゥム・ユナイテッド戦から第13節・チョンブリー戦までの3試合で1分2敗と上位陣との戦いで結果を残せなかったことから、クラブ首脳陣は監督交代を決断。アレシャンドレ・ガマ監督を解任し、石井正忠氏の招へいに踏み切っている。また、1日には石井正忠新監督や複数名のスタッフによる会議の様子をSNSで公開している。
なお、ブリーラム・ユナイテッドは今年8月までヴィッセル神戸でプレーしていたケニア代表FWアユブ・マシカ(29)と1年半の契約を交わしたとベルギーメディア『VOETBAL』が先月15日に報道。タイ国内リーグの選手登録期間は12月8日から1月4日までとなっているため、同選手は早ければ来週にもデビューを迎えるかもしれない。
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