「TrackView – Find My Phone」でiPhoneを遠隔操作する方法
ここからは具体的に、アプリを活用してiPhoneを遠隔操作する方法を解説します。まずは代表的なアプリの1つ「TrackView – Find My Phone」を紹介します。
主にGPSでの位置特定や、相手のカメラを起動して動画を撮影することが可能です。使用するには、2台のスマホにそれぞれ「TrackView」をインストールします。



同じ作業ももう1台のスマホでも行い、同じアカウントでログインします。同じアカウントにログインした端末間でお互いの端末を操作することができます。


なお「TrackView – Find My Phone」はiPhoneでもAndroidスマホでも使うことができるアプリです。Androidの場合は「Google Play」からアプリをインストールします。
また無料版のほか、有料版もあります。有料版では相手の現在地だけでなく、ロケーション履歴を確認可能。相手の行動範囲をより詳細に把握したい場合に便利です。
「TeamViewer」でiPhoneを遠隔操作する方法
「TrackView – Find My Phone」と並ぶ、代表的なアプリには「TeamViewer」が挙げられます。「TeamViewer」のiPhone版では、相手のスマホの画面を確認することができます。
カメラをオンにしたりGPSで位置を特定することはできませんが「相手のスマホの表示内容をリアルタイムに見ることができれば十分」という場合に役立ちます。今回はTeamViewerのPC版から、iPhoneを遠隔操作して画面の閲覧を行いました。
まずApp Storeで「TeamViewer QuickSupport」アプリのインストールを行います。PCでも公式サイトからインストールを済ませておきます。









なお、「TeamViewer」はiPhone、Android、Mac PC、Windows PC、Linux 、Chrome OS、RaspberryPiと幅広く対応しています。基本的な機能は無料で使うことができますが、年58,800円の有料プランも用意されています。有料プランは法人がITサポートなどを目的に使用しているケースが多いです。
ちなみに筆者が確認したところ、PC→スマホ間、スマホ→スマホ間は閲覧のみ可能。スマホ版のTeamViewerからPCを操作する場合は、閲覧だけでなくブラウザのタブを閉じるなど各種操作をすることもできました。