選手や指導者だけではない。
サッカーを支える力になりたい。

――引退を発表されたご自身のブログ、「サッカー選手は死ぬまでやめない」というフレーズが印象的でした。

プロを引退してもサッカーは続けられます。関西レジェンドクラブもレジェンドマッチ開催に動いていますよね。それに、和歌山、奈良、滋賀などで今後Jクラブが増えていけば、レジェンドクラブの活動もさらに広がるでしょう。ぼくもそのメンバーとして、関西を盛り上げていけたらいいなと思っています。

――では最後に、ご自身のこれからについて教えてください。

プロサッカー選手のように、努力や我慢を重ねながらひとつのものを突き詰めて頑張ってきた人はなかなかいません。その経験を活かせば、サッカーの現場を離れてもセカンドキャリアで活躍できます。ぼく自身、現役時代に地元・徳島にフットサル場をオープンした経験があり、マネジメントの勉強もしてきました。今後、その分野でサッカーに関わっていけたらと思っています。

15年間、何よりもプレーすることを愛したレジェンド
(画像=『one web』より引用)

黒部 光昭 氏

元日本代表。福岡大学時代はユニバーシアード代表でも活躍し、2000年京都パープルサンガ(当時)に入団。セレッソ大阪、浦和レッズなどJリーグ6クラブを経て2014年タイTTMカスタムズFCでもプレーした。

Photo by HEBU Text by Michio KII

提供元・one web

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