太田宏介と同僚の元リバプールFW、アウェイ戦欠場で驚きの理由が!「4時間も…」
(画像=ダニエル・スタリッジ 写真提供: Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 リバプールでプレーした過去をもつ元イングランド代表FWダニエレ・スタリッジ(32)は先月、元日本代表DF太田宏介(34)を擁するパース・グローリーに加入している。そんなスタリッジは今月26日開催のAリーグ(オーストラリア1部)第2節・ウェスタン・ユナイテッド戦でベンチ外となったが、その理由で注目を集めているようだ。27日、オーストラリアのラジオ局『sen WA』が伝えている。

 同選手はマンチェスター・シティやチェルシー、ボルトン、リバプールでプレーした後、2018/19シーズン終了後にスュペル・リグ(トルコ1部)のトラブゾンスポルへ加入。賭博規約違反による出場停止処分が科せられた昨年3月に契約解除となると、しばらく無所属状態が続いてたが、先月1日にパース・グローリーへの加入が正式決定していた。

 そんなスタリッジは、今月20日にホームで迎えたAリーグ開幕節・アデレード・ユナイテッド戦で85分から途中出場。そして24日ホーム開催のFFAカップ(オーストラリア国内カップ戦)プレーオフのメルボルン・ビクトリー戦では大幅にターンオーバーが行われる中、太田宏介らとともにメンバー外となっていた。

 パース・グローリーはFFAカップ・プレーオフから中1日という過密日程の中、敵地でDF今井智基(30)を擁するウェスタン・ユナイテッドと対戦。試合前にはスタリッジの出場が予想されていたものの、同選手はメルボルン遠征に帯同していなかったことにファンからは驚きや戸惑いの声が上がっていた。

 その中、パース・グローリーのオーナーであるトニー・セージ氏は『sen WA』の取材に対して、スタリッジの欠場について監督やコーチングスタッフではなく、同選手の決定だったことを明言。本人が「4時間のフライトに慣れていない」と主張していたという。

 パース・グローリーは西オーストラリア州の州都パースにホームスタジアムを構えているが、パースからオーストラリア東部のメルボルンへの飛行時間は3時間半以上である。Aリーグに所属する多くのクラブがオーストラリア南東部に本拠地を構えているだけに、パース・グローリーとしては今後しばらくはアウェイゲームでスタリッジを欠く状況が続くかもしれない。

提供元・Football Tribe Japan

【関連記事】
欧州5大リーグ、現行監督の長期政権ランキング。最も指揮が長いのはあの重鎮!
超カッコ良い!東京五輪も盛り上げてきた2大フットボール・アンセム
ヴィッセル神戸の半端ない日本代表FW補強史。大迫や武藤だけじゃない!カズや大久保も!
【2021】低身長ながら活躍中のJ1リーガー6選!167cm以下
【東京五輪】男子サッカー全代表チーム、市場価値ランキング&登録選手一覧。日本は何位?