
明治安田生命J1リーグの浦和レッズに所属する元デンマークU-21代表FWキャスパー・ユンカー(27)には、日本代表FW古橋亨梧(26)を擁するセルティックのみならず、EFLチャンピオンシップ(イングランド2部)の複数クラブも関心を寄せているようだ。25日、英紙『サン』が伝えている。
ユンカーは今年4月にエリテセリエン(ノルウェー1部)のFKボデ/グリムトから浦和レッズへ完全移籍により加入。5月5日開催のYBCルヴァンカップ・グループステージ第5節・柏レイソルでデビューすると、いきなりゴールをマーク。その後は浦和レッズの前線に欠かせない存在として、J1リーグ14試合に先発出場して9ゴールをあげているが、先月から先発での出場機会が減少。今月20日に行われた第36節・横浜F・マリノス戦でもベンチ外となっていた。
そんなユンカーの去就を巡っては、今夏の移籍ウィンドウでヴィッセル神戸が浦和レッズに対して移籍金3750万デンマーククローネ(約6億6000万円)によるオファーを提示していたものの、浦和レッズが却下したとデンマークメディアが報道。ユンカー本人はデンマークメディアの取材に対して、浦和レッズとの契約延長を望んでいることを明かしている。
その中、セルティックの専門サイト『THE CELTIC BHOYS』が今月24日になって、セルティックが今冬の前線のターゲットにユンカーを含めていると主張したことが日本国内で大きな話題となっている。これにくわえて、EFLチャンピオンシップのダービー・カウンティ、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン、スウォンジー、ミドルズブラ、ブリストル・シティも同選手に関心を寄せているようだ。
なお、同選手と浦和レッズの現行契約は来年12月までとなっているが、1年間の契約期間延長オプションが含まれていると伝えられている。日本国内のみならず海外からも注目を集めているユンカーの動向に引き続き注目が集まる。
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