鹿島元監督・石井正忠をタイ1部強豪が引き抜きか!元神戸マシカと共闘も
(画像=石井正忠 写真提供:Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズや大宮アルディージャで指揮を執った過去を持つ石井正忠氏は、現在タイ1部のサムットプラーカーン・シティFCを率いている。しかし、シーズン途中で強豪ブリーラム・ユナイテッドの監督に就任する可能性があるようだ。25日、タイメディア『SMM SPORT』が報じている。

 石井正忠氏は2019年12月にサムットプラーカーン・シティFCの指揮官に就任。2020/21シーズンのリーグ戦を14勝5分11敗、勝ち点47の6位という成績で終え、来年5月までの契約延長を勝ちとっている。ただ、今季はここまで14試合を戦って3勝5分6敗と苦戦を強いられている。

 一方、7度のリーグ優勝をほこるブリーラム・ユナイテッドは、今季ここまで勝ち点29を獲得しており、首位のバンコク・ユナイテッドから3ポイント差の2位につけている。しかし、クラブ首脳陣は今月の戦いぶりに不満を抱いているとのことだ。

 ブリーラム・ユナイテッドは今月6日開催の第11節で3位BGパトゥム・ユナイテッド相手に0-1と敗れると、中2日で臨んだノーンブワ戦でドロー。そして13日に行われた4位チョンブリーとの直接対決でも0-2と敗戦。20日の第14節・コーンケン・ユナイテッド戦では4-0と勝利しているものの、勝ち点4の獲得にとどまったことに危機感を抱いているという。

 そのため、ブリーラム・ユナイテッドは今月28日開催予定の第15節・チュンライ・ユナイテッド戦後にアレシャンドレ・ガマ監督の解任に踏み切る模様。くわえて、石井正忠氏の招へいにむけてサムットプラーカーン・シティFCにコンタクトをとっているようだ。

 なお、ブリーラム・ユナイテッドは今年8月までヴィッセル神戸でプレーしていたケニア代表FWアユブ・マシカ(29)と1年半の契約を交わしたとベルギーメディア『VOETBAL』が今月15日に伝えている。シーズン後半戦での逆転優勝を目指す中、Jリーグの舞台を経験しているマシカと石井正忠監督がキーマンとなるかもしれない。

提供元・Football Tribe Japan

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