
明治安田生命J2リーグのザスパクサツ群馬は25日、運営会社である株式会社ザスパの森統則前代表取締役社長を巡る一部報道に関する声明を発表した。
森統則氏は今年2月に株式会社ザスパの代表取締役社長に就任。コロナ禍でクラブ運営が厳しい状況にある中、クラウドファンディングを実施するなど、クラブの収益増加にむけて尽力していたが、クラブがJ2残留争いを繰り広げる中、今月18日に辞任していた。また、一部メディアは、森統則前社長が接待交際費の不適切な使用を指摘されていたと報じている。
その中、ザスパクサツ群馬は「本日一部メディアにて弊クラブ前代表取締役社長に関する報道がございました。報道されている事項について、弊クラブでは調査委員会を設置しており、現在調査中でございます。事実関係が判明次第、改めてご報告させて頂く所存です」
「日頃より、弊クラブを応援して下さる皆さま方にはご心配、ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご理解頂きますようお願い申し上げます」と詳細の言及を避けた上で声明を発表している。
なお、ザスパクサツ群馬はJ2リーグ第40節終了時点で勝ち点40の獲得にとどまっており、J3降格圏内の19位ツエーゲン金沢とはわずか3ポイント差となっている。また、今月28日にはJ1昇格を決めているジュビロ磐田との対戦を控えているほか、来月5日の最終節ではJ2残留争いのライバルである大宮アルディージャとの直接対決に臨む。
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