元名古屋U18手嶋秀、イタリア3部で1試合2ゴール!レギュラー奪取へアピール成功
(画像=名古屋グランパスのサポーター 写真提供:Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグ名古屋グランパスの下部組織出身であるFW手嶋秀(イタリア名:ヒデ・ヴィタルッチ)は、今月21日開催のセリエC第15節・プロ・ベルチェッリ戦に出場し、今季リーグ戦で初めてドッピエッタ(1試合2ゴール)を達成した。

 現在20歳でイタリア国籍を有する手嶋秀は、現在セリエC(イタリア3部相当)のUSペルゴレッテーゼ1932に在籍。今季はここまでセリエCで9試合に出場しているほか、9月末には移籍後初ゴールを決めているが、先発出場は2試合にとどまっている。また、先月24日開催のセリエC第11節・カルチョ・レッコ戦で後半アディショナルタイムに途中出場した際、神を冒涜するような表現をしたため1試合の出場停止処分を科されていた。

 そんな中で迎えたプロ・ベルチェッリ戦では7試合ぶりにスタメンに抜てきされる。すると1-0で迎えた71分、左サイドからのクロスに対してペナルティエリア内で頭で合わせ、ゴールマウス左隅を揺らす。さらに78分にはカウンターの局面で味方が左サイドを駆け上がり、一気にペナルティエリア内に侵入。ゴール前に走り込んだ手嶋秀にパスが通ると、同選手は左足で落ち着いて流し込み、チームに追加点をもたらしている。そしてUSペルゴレッテーゼ1932は86分にも追加点をあげ、4-0と大量得点で勝利を収めた。

 なお、手嶋秀はU24日本代表DF菅原由勢(21)やDF成瀬竣平(20)らとともに名古屋グランパスのU-15やU-18でプレー。名古屋グランパスのトップチームには昇格せず、2019年夏にセリエB(イタリア2部)のフロジノーネへ移籍している。ただ、フロジノーネではトップチームでの出番がなく、今夏にUSペルゴレッテーゼ1932へ1年間のレンタル移籍により加入している。

提供元・Football Tribe Japan

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