バルミューダは11月18日、社外役員でジンズホールディングスの田中仁CEOが社内規定に違反する株取引をしたとして処分したと発表した。バルミューダは、5月13日午後に2021年12月期の連結業績予想の上方修正を発表したが、田中氏は同日正午ごろに同社株を買いつけた。この取引が会社が承認した売買承認期間外にあたった。田中氏は同日24時ごろに、誤って売買承認期間外において取引を行なった旨を報告し、翌日には東京証券取引所及び証券取引等監視委員会に事実関係を報告した。本取引について、バルミューダは悪意をもって行われたものではないと認識しているものの、責任を明確にするために今回の処分を行なった。田中氏は2021年5月から10月までの月額報酬を全額返上し、11月から2022年3月末までの月額報酬を100%減額する。また、バルミューダの寺田玄社長は、取引発覚時点で適切に対応しなかったとして、11月から3カ月間、月額基本報酬を10%減額する。監査役の全員は、11月から1カ月間、月額基本報酬を100%減額する。バルミューダは、11月16日に同社として初となる5Gスマートフォン「バルミューダフォン(BALMUDA Phone)」の販売を発表している。

文・高村 学/提供元・SEVENTIE TWO

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