ランニングとウォーキングの違いをご存知でしょうか?ランニングは走る、ウォーキングは歩きますが、両者には定義があり、またダイエットへの効果も違います。今回はそんなランニングとウォーキングの違いと、ダイエットの効果について解説していきます!
効果的なのはウォーキング?ランニング?
ウォーキングとランニングでは効果が違う!
「ダイエットのために何かしらの運動をしよう!」と考えた方がまず悩むのが、「ランニングとウォーキング、どっちが効果的か?」という疑問ではないでしょうか。どちらもよく推奨されており、どちらにもメリットがあるとされています。
ランニングは走るのでウォーキングよりもずっと疲れるイメージがあり、その分だけ脂肪燃焼するイメージがついていますが、実はダイエットに効果的なのはウォーキングという声も多く、余計にどっちかを選ぶのが悩ましい状況です。
ウォーキングとランニングの違いを解説!
今回はダイエットとしてのランニング(またはジョギング)、ウォーキングをこれから始めようと考えている方に向けて、両者のそもそもの違いと、脂肪燃焼効率やメリットについて詳しく解説していきます。
また、ただ単に脂肪燃焼しやすいというだけでなく、自分の性格や願望、ライフスタイルに合っているかも重要です。そこで、どんな方にどっちがおすすめかもご紹介していきます。
ウォーキングとランニングの違い
違いは両足が同時に着くかどうか
まずは両者の違いを明確にしておきましょう。ウォーキングとは、常に片方の足が地面についている状態での移動方法を指します。対してランニングは、両足が同時に浮く瞬間がある移動方法のことです。
走っている時はピョンピョンとジャンプするような感覚があります。それは両足が同時に浮いていて、どちらの足も地面から離れているからです。ちなみに競歩は、いずれかの足が地面から離れないよう速く歩く必要がある競技になります。
短時間で負荷が高いのはランニング
「とにかく短時間で体に強い負荷をかけて追い込みたい!」と考えている方におすすめなのはランニングです。歩くより走る方が体を酷使しますので、より高い負荷をかけられます。
しかし、速いスピードでのランニングは、高い負荷の割にはダイエット・脂肪燃焼の効率が悪い面があり、アスリートとして走っているのでなければ、後述するジョギングの方がおすすめです。
脂肪燃焼効果が高いのはウォーキング
ウォーキングは気軽に始められて楽しい代わりに、あまり痩せないイメージがある方も多いのではないでしょうか。しかし実はダイエットに非常に効果的とされており、まずおすすめしたい運動となります。
研究で実証されていることとしては、長時間のウォーキングは短時間の激しい運動よりも脂肪燃焼しやすいといったデータや、1日30分歩くだけでも非常によい効果が得られるといったデータなどです。
ランニングとジョギングの違いは?
ランニングとウォーキングの間にあるのが「ジョギング」です。ジョギングとはランニングのように速く走る必要がなく、人と会話しながら走り続けられるペースの運動を指します。ゆるやかなランニング、というイメージでよいでしょう。
もちろんランニングの方が負荷としては高いのですが、有酸素運動での脂肪燃焼効率の面ではジョギングの方がおすすめです。負荷も高すぎないので続けやすく、気軽に始められるのがメリットになります。
ランニングがおすすめな人とは?
ランナーに憧れがある方
ランニングがおすすめな方は、まずランニング自体によいイメージがある方です。走る人はカッコいい、ランナーが好き、走る人たちの体型が好き、走ること自体が好きな方に向いています。
逆に、走ること自体が好きな訳ではないけれど、短期間で素早く体重を落とす必要があるために検討しているといった方にはおすすめできません。その場合は食事制限に重きを置いた方がよいでしょう。
長時間の運動時間を取れない方
走りながら楽しく走れる程度のジョギングは脂肪燃焼効率が高く、ダイエットにおすすめです。ウォーキングの場合はある程度の時間をかける必要がありますので、長時間の運動時間を確保できない方はジョギングを検討しましょう。
ジョギングは同時間でウォーキングの2倍程度の効果があるとされており、少し食事制限もしながら毎日走ることで早めに痩せられます。忙しい方はウォーキングよりもジョギングがよいでしょう。
ランニングで脂肪燃焼させるコツは?
ウォーキングの倍のカロリーを消費する運動ですが、息切れをして心拍数が上がりすぎてしまうと有酸素運動から無酸素運動のような状態に変わります。無酸素運動状態になると糖質が消費されるモードとなってしまうので、ダイエット向きではありません。
体重を落とす目的だのランニングであれば、やはりジョギングペースがよいでしょう。よく「ニコニコペース」という言葉で表現されますが、楽しく友人とおしゃべりしながら走れるペースが適度です。
ランニングを続けるコツは?
走るのが元々好きな方であれば問題ありませんが、まだ走る習慣がない間は、長時間走ることよりも「とにかく続けること」に意識を集中させるのがおすすめです。続けていれば少しずつ体も慣れ、習慣もつき、辛さも下がってきます。
また、走ること自体に他の楽しみを付加するのもおすすめです。好きな音楽を聴きながら走るのは定番ですが、お笑いを聴きながら、オーディオブックで本を楽しみながら、また好きな場所を走るなどいろいろ工夫してみましょう!
ウォーキングがおすすめな人とは?
走るのが苦手な方
ウォーキングは散歩の延長線上にありますので、誰でも気軽に始められるのがポイントです。走るのが苦手な方や、そもそも体に支障があって走るのが困難な方、急いで痩せたいと考えている訳ではない方におすすめです。
ランニングやジョギングは無理をすると体にダメージがあることもありますので、走ること自体に強い憧れがある訳ではないのであれば、ウォーキングは万人におすすめと言えるでしょう。
ゆっくり楽しみたい方
ウォーキングは健康効果が非常に高いことで知られており、体だけじゃなく心にもよい効果があることが分かっています。好きな曲を聞きながら歩くのはもちろん楽しいことですし、考え事をしながらただ歩くのも多くの偉人が行ってきた行動です。
精神的効果としては、1回30~60分程度のウォーキングを週に2回程度行うだけでもメンタルが強くなるといった研究データもありますので、心のためにもウォーキングはおすすめになります。
ウォーキングで脂肪燃焼させるコツは?
脂肪燃焼のコツは、まず30分から1時間ほどゆっくり歩くのがポイントになります。ある程度の時間を行うことで燃焼しますので、楽しく長く歩きましょう。
さらに燃焼を狙いたい場合は、歩き出す前に筋トレを取り入れたり、歩くスピードを「うっすら汗をかくスピード」に上げるのがおすすめです。呼吸がほんの少しだけ弾む程度を狙ってみましょう。
まとめ:向いてる内容で始めよう!
どっちも効果あり!
ウォーキングとランニングの違い、脂肪燃焼効果の差などを解説させて頂きましたが、いかがでしたか?どちらにもメリットがあり、好き嫌いがありますので、結論としてはお好きな方で大丈夫ということになります。
どちらにも共通して「続けることが最も大事」と言えますので、いきなり負荷や時間を上げすぎず、まずは続けていくことを大切にしてみて下さい。
文・T・S/提供元・暮らし~の
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