「新マイナポイント」では、失敗を活かせるか?

「マイナポイント付与」締切迫る、12月31日まで。延期を繰り返し「まだ終了してなかったの?」の声も
(画像=(Image:Koshiro K / Shutterstock.com) 国民から不評の声が続出した、マイナポイント事業、『オトナライフ』より引用)

多額の予算を投入し始まったマイナポイント事業。果たして成功だったのか、失敗だったのだろうか。国民の4割近くの人にマイナンバーカードが普及し、確かに一定の効果はあったかもしれない。だが、やはり過半数にも届かなかったことは、政府にとっては大誤算だっただろう。

消費者にとっても、決して分かりやすく使いやすいものではなかった。スマホやキャッシュレス決済を普段から使い慣れている世代でも、マイナポイントを獲得するまでの手続きは面倒と感じる人が多かったようだ。特に申し込みをする際に入力するパスワードは3回連続で間違えるとロックがかかってしまい解除するには市区町村の役所まで出向かなければならず、SNSには「マイナンバーカードの暗証番号忘れてロックかかった、もういいや」と諦める人や、ロックかかったまま放置している人たちの不満の声が多く見受けられた。これから申し込みする人は、よくよく注意して入力してほしい。

そんななか始まる「新マイナポイント」。満額の2万円を受け取るには預貯金口座と紐づけるなどいくつかの条件が必要だ。ちなみにマイナンバーカードの新規取得者に5,000ポイント、とあるためすでに取得済みの人は満額もらうことはできない。前回の5,000円にはなびかなかったが、2万円なら考えるという人も出てくるだろう。政府は今回の失敗を活かすことができるだろうか。普及率の伸びも気になるところだ。いずれにせよ、まだまだマイナンバーカードを巡る迷走は続きそうだ。

参照元:キャッシュレス決済で25%還元 最大5000円戻る「マイナポイント」 終了は12月31日 まだ間に合う【BCN+R】

※サムネイル画像(Image:mynumbercard.point.soumu.go.jp)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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