アマゾンは、オートロック付きマンションでAmazon.co.jpの商品をスムーズに届けるサービス「Key for Business(キー・フォー・ビジネス)」の日本における展開地域を拡大した。

Amazonの「Key for Business」は、マンションのオーナーまたは管理会社の承認をあらかじめ受けている場合に、Amazonから委託された配送業者や配送ドライバーが専用の配送アプリからマンションのオートロックを解除できる仕組みで、対象のAmazon発送商品では、マンション内の自宅玄関前などへの置き配が可能となる。
今年3月の開始当初は、大東建託パートナーズや綜合警備保障(ALSOK)をはじめとする認定パートナーと協力して、東京・神奈川・大阪・愛知・福岡の200棟のマンションへ導入した。今回、Apaman Propertyや東急不動産ホールディングスグループなどの管理物件にもサービスを拡大し、10都道府県・800棟以上のマンションに拡大。今後も導入物件を増やしていく。

現在、30都道府県(一部地域を除く)では、注文時の配送オプションの初期設定は「置き配指定サービス」となるが、これまでオートロック付きのマンションは、共有設備の宅配ボックスが満杯のため受け取れない、オートロックがあるため「置き配」が利用できないといったデメリットがあった。Amazonの「Key for Business」はこれらの課題を解決する手段の一つとなる。「置き配」を利用したくない層向けに、本人が指定したロッカーに注文した商品を取りに行く「Amazon Hub ロッカー」の拡大も順次進めている。
提供元・BCN+R
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