個人投資家が、いつでもベンチャー企業の株式をオンライン注文することができるサービスが誕生する。
日本クラウドキャピタルは、10月22日(金)、財務省関東財務局において第一種金融商品取引業への変更登録が完了した。これに伴い、株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO(ファンディーノ)」および資金調達プラットフォーム「FUNDOOR(ファンドア)」とならぶ新たなサービスとして、ベンチャー株式のセカンダリーマーケット「FUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)」の提供に向け、準備を進める。12月1日(水)に情報の開示を目的としたサイトプレオープンを行い、12月8日(水)にサービス開始を予定している。
■ベンチャー株がネットで注文可能!FUNDINNO MARKET
FUNDINNO MARKETとは、日本証券業協会が提供する株主コミュニティ*という制度を活用し、個人投資家がいつでもベンチャー企業の株式を、オンラインで注文する事が可能となる国内初のサービス。ベンチャー企業の株式を保有する個人投資家間の売買取引や、個人投資家からの資金を調達したい未上場企業の資金調達の場を創出します。法人投資家の利用への拡大も順次進めていく。
*株主コミュニティとは、地域に根差した非上場の企業等の株式を売買したり、その株式の発行により資金を集める仕組み
■「フェアに挑戦できる、未来を創る」ことを実現する
ベンチャー企業への投資には、投資したい個人投資家と資金調達したいベンチャー企業との適切な出会いの場が限られており、これまで株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」を通じてその機会を提供してきた。従来、ベンチャー企業の株式は、流動性が乏しく、保持し続けることが一般的だったが、このたびのマーケット創設に伴い、投資家はいつでもオンラインでの注文が可能となる。FUNDINNO MARKETでは、ファン投資家の資金と応援により、IPOやM&Aなどのエグジットを目指すベンチャー企業だけでなく、地域経済を支える中小企業や社会課題解決を目指すソーシャルベンチャーなどが活用できる。このマーケットの創設により「フェアに挑戦できる、未来を創る」ことを実現していく。
■新しい投資体験「FUNDINNO」
日本初の株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」は、1口10万円前後の少額から、IPOやバイアウトを目指すベンチャー企業に投資することができる。ベンチャー企業は各地から集まり、その中から厳しい審査を通過した企業のみが投資家の募集を行う。FUNDINNOでは普通株式や新株予約権への投資となり、投資先企業からのIR情報を定期的に確認することができる。企業によっては投資に対してエンジェル税制を活用できる場合や、株主優待を設定している会社もあり、新しい投資体験が可能だ。
※FUNDINNOを通じて投資を行う場合は、投資家様にも投資適格性などの審査が必要となる。
■資金調達プラットフォーム「FUNDOOR」
事業計画や資本政策など、資金調達に必要な流れや書類作成を支援する、未上場企業向けのサービス。専門知識が豊富でなくても将来を予測した精緻な事業計画が作成でき、株主とのコミュニケーションも行える。今回、株主総会に必要となる招集通知から委任状、議事録までを自動で作成する機能を追加することで業務の効率化と省力化を実現し、未上場企業で働く社員の貴重なリソースを本来注力すべき業務にアサインすることを後押しする。
今までにない新しい投資体験、チャレンジしてみたい。
(suzuki)
提供元・IGNITE
【関連記事】
・【浅草ビューホテル】贅沢に“密”な時間を「選べる部屋食ホテルディナー」
・日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」が、『百光 別誂』の予約受付開始
・下北沢線路街に温泉旅館「由縁別邸 代田」オープン
・サンシャイン水族館で夜限定の「もっと 性いっぱい展」開催
・30分で完売した「タイメックス」の大人気シリーズに新たな3種類が登場!