NTT都市開発株式会社は、渋谷区神宮前で開発を進める複合施設「ウィズ原宿(WITH HARAJUKU)」が竣工したことを発表した。「ウィズ原宿」は、「未来を紡ぐ“たまり場”~文化と創造力を世界に発信する、TOKYOの新たなプレゼンテーションステージ~」をコンセプトに開発を進めてきた。株式会社竹中工務店および株式会社伊東豊雄建築設計事務所を設計・施工パートナーに迎え、原宿駅前と竹下通りをつなぐパッサージュを中心とした「道の建設」が誕生。石や天然木などの自然の素材を使用することで随所に木の温もりが感じられ、心地よい時を過ごすことができる。
地下2階から地上3階にはファッションやフード、ビューティー、ライフスタイル雑貨など、トレンドを発信する店舗をラインアップ。3階にはイベントホール「WITH HARAJUKU HALL」とシェアスペース「LIFORK 原宿」、4階以上は賃貸レジデンス「WITH HARAJUKU RESIDENCE」により構成される複合施設となる。地下1階竹下通りからのエントランスにはポップアップスペースを設け、5月から「観光」「地方創生」「街づくり」をテーマにした旬な体験を企画していく予定だ。本施設には「イケア(IKEA)」や「ユニクロ(UNIQLO)」「ドクターマーチン(Dr.Martens)」「スノーピーク(Snow Peak)」「スターバックス コーヒー(Starbucks Coffee)」「資生堂パーラー」などが入る。
文・鍋倉萌子/提供元・SEVENTIE TWO
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