マイホームが欲しいけれどあまり費用を掛けられない方もいるでしょう。予算に上限があり、マイホームを建てたい方にはローコスト住宅がおすすめです。今回はローコスト住宅の定義やその値段の秘密、ローコスト住宅を取り扱うハウスメーカーと一般ハウスメーカーとの違い、ローコスト住宅で家を建てるときの予算や坪単価についてご紹介します。

目次

  1. 安く家を建てるにはローコスト住宅をチェック
  2. ローコスト住宅で安く家を建てる時の予算は?
  3. ローコスト住宅のメリット・デメリット
  4. ローコスト住宅で安く家を建てる際の注意点
  5. ローコスト住宅で安く家を建てる場合どこに頼む?
  6. 安く家を建てるならローコストメーカーについてよく知ろう!

安く家を建てるにはローコスト住宅をチェック

安く家を建てるには?安いローコスト住宅の基礎知識を徹底解説!
(画像=引用:pixabay、『工具男子』より引用)

戸建てに住みたいけれど中古物件は避けたい、できれば安く新築を建てたいという場合はローコスト住宅を検討してみてはいかがでしょうか。ローコスト住宅であればその名の通り、低いコストで家を建てることができます。ここでローコスト住宅の定義とその値段の秘密、ローコスト住宅と一般ハウスメーカーとの違いについてお話しします。ぜひ参考にしてみてください。

ローコスト住宅とは?

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(画像=引用:pixabay、『工具男子』より引用)

ローコスト住宅とはどんな住宅なのか、ここでチェックしてみましょう。ローコスト住宅は一般的な注文住宅に比べて、安い価格で建てられる住宅のことを指します。ローコスト住宅専門のメーカーもありますが、大手有名ハウスメーカーや全国の工務店などでも展開されています。全国的に名の知られているメーカーでは、レオハウスやアエラホーム、ユニバーサルホームなど、その名をどこかで耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

フルオーダーの注文住宅は一から間取りや設備、内装などを考えて設計しますが、ローコスト住宅では間取り・内装・設備など規格化されたプランの中から選んでいくことがほとんどです。フルオーダーの注文住宅に比べてその自由度は低いですが、限られた予算で家を建てたい方にはぴったりの住宅となっています。

ローコスト住宅はなぜ安い?

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ローコスト住宅はなぜ安いのか、気になるでしょう。ほかの注文住宅に比べ、どこか手を抜いているから安いのではないかと気になる方も多いはずです。安く新築の家が建てられるのは嬉しいけれど、耐震面や設備面などきちんとしている家に住みたいと思うはずです。

日本国内で家を建てる場合、国が定めた建築基準法を満たしていない家を建てることはできません。家が災害などに耐えられず崩壊した場合、その家だけの被害で済まず、隣の家にまで被害を及ぼすことになります。このため、すべてのローコスト住宅は厳しい建築基準法を満たした上で建てられているので、耐震面などにおいては安心できます。さらに長期優良住宅が認定される住宅であれば、耐震性も断熱性も心配無用です。

ではなぜローコスト住宅は安いのか。それはコストを削るために建築仕様があらかじめプランで決められており、使用する建材や設備が限定されているためです。最初から間取りや建材などを限定することにより、ローコスト住宅メーカーは必要なものをまとめて業者から安く仕入れることができるので、ローコストで家が建てられるという訳です。

ローコスト住宅と一般ハウスメーカーの違い

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ローコスト住宅と一般ハウスメーカーで建てる家とでは何が違うのか、ここでチェックしてみましょう。ローコスト住宅に対する明確な定義はなく、業界では一般の注文住宅の建築費の相場が坪単価では50〜60万円なのに対し、ローコスト住宅は約30〜50万円となっています。家によっては一般の注文住宅がローコスト住宅の約2倍になることもあるようです。

一般的な注文住宅を建てるのは厳しいという方でも、ローコスト住宅であれば手が届く可能性があります。憧れのマイホームを手に入れたいのであれば、ローコスト住宅を選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。

ローコスト住宅で安く家を建てる時の予算は?

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ローコスト住宅で安く家を建てたいけれど、実際にどれぐらいの予算があれば十分なのか不安に思う方もいるでしょう。ここではローコスト住宅で安く家を建てる際の坪単価についてさらに詳しくご説明します。

ローコスト住宅で安く家を建てる際の坪単価

家を建てる際によく耳にする「坪単価」とは、建物の床面積1坪つまり畳2枚分、広さにして約3.3㎡あたりの建築費のことを指します。大手メーカーのハイグレード住宅の場合、坪単価は70~80万円ぐらいになります。これが地域の工務店の一般住宅だと50~60万円となり、ローコスト住宅では30~50万円になります。

ローコスト住宅で安く家を建てる時の相場

ローコスト住宅で実際に家を建てると、どれぐらいになるのか具体的に計算してみましょう。坪単価を40万円として計算すると、20坪の家で800万円、30坪で1,200万円、40坪で1,600万円となります。

一般的な注文住宅で坪単価を60万円として計算した場合、20坪で1,200万円、30坪で1,800万円、40坪で2,400万円となるので、かなり価格がかわってくることがわかります。

ローコスト住宅では1,000万円台の家を建てることがほとんどなので、「ローコスト住宅にするか決めていないけれど予算は1,000万円台」という場合には必然的にローコスト住宅を選ぶことになります。

ローコスト住宅のメリット・デメリット

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(画像=引用:pixabay、『工具男子』より引用)

ローコスト住宅のメリットとデメリットについてここで確認してみましょう。ローコスト住宅を建てるための契約を交わしてから後悔することがないよう、最初からメリットはもちろんデメリットについても知っておくことが大切です。

ローコスト住宅のメリット

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ローコスト住宅の大きなメリットは、限られた予算でも新築の家が建てられるということです。そして価格が安いだけに、後に家を建て替えやすいということが挙げられます。新築時にあまりお金を掛け過ぎてしまうと、必要な時に家の建て替えをする決断がしにくいということが多々あります。

小さなお子様がいる家庭の場合、今は子ども部屋が必要かもしれませんが、お子様が独立した後は夫婦2人だけの生活になるので、広い家は必要なくなるといったケースも想定できます。この時、ローコスト住宅であればバリアフリー設計の家に建て替えることも可能です。

また、仕事上転勤することが多いという家庭にもローコスト住宅がおすすめです。どれだけ長く住めるか分からない、将来はほかの土地へ引っ越す可能性がある場合、高い注文住宅を建てるのではなくローコストの方が費用面で無駄になりません。

ローコスト住宅のデメリット

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(画像=引用:pixabay、『工具男子』より引用)

ローコスト住宅にはもちろんデメリットもあります。まず、間取りや内装、設備などがあらかじめ決められた規格住宅であることがほとんどなので、好みの間取りや内装が選べません。選べたとしてもオプション価格だと費用がかさんでしまいます。一般的によく言われるのが、キッチンやバスルーム、トイレなどの設備のグレードが低いということです。チープな仕様が気になる方は、オプションでグレードアップする必要があります。

ローコスト住宅の多くは、断熱性や耐火性、耐久性、遮音性がいまいちということもあるようです。建築前にどんなグレードのものを使うのか、よく確認するようにしましょう。

ローコスト住宅で安く家を建てる際の注意点

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ローコスト住宅で安く家を建てるためにはいくつかの点に注意する必要があります。カタログなどを見て安いからと言って飛びつくと、後で誤解があったことに気がつくというケースもあります。まず以下の点に注意して検討するようにしましょう。

本体価格にどこまで含まれるかチェック

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ローコスト住宅を扱っているハウスメーカーのサイトなどを見てみると、「1,000万円以下でこんな家が建てられます」といった文句がうたわれていることでしょう。本体価格にどこまで含まれるのか、よく確認したいですね。もしかすると写真やショールームのそれはオプションを付けて建てられたものかもしれません。

家の周りのフェンスや駐車場、ポストの設置など、外構と呼ばれる建物以外の部分の費用が含まれているかなども把握しておくことが大切です。対して費用が掛からなさそうと思っていても、実際はトータルで外構代だけでも数十万から数百万円掛かることもあります。内装面では、照明設備、カーテンレール及びカーテン代など、価格の中に含まれているのかどうか確認しておく必要があります。

複数社からの提案内容を比較しよう

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ローコスト住宅と言っても、それを取り扱っているハウスメーカーによってもそのプラン内容が変わってきます。一社だけで見積もりをお願いするのではなく、複数社からの提案内容を比較し、検討するようにしましょう。希望と予算を伝え、できるだけ希望を叶えた上で予算内に収まるプランがないか確認してみてください。

同じ予算で坪数が小さめのプランを提示してきたハウスメーカーは、価格が比較的高めということです。しかし、その分他社に比べて家の構造やデザイン、性能面などで優れている可能性もあるので、高いから狭いからと言って敬遠せず、提案内容と価格のバランスをよく見比べるようにしましょう。他社に比べ、極端に安い場合は何らかの問題がある可能性も否めません。冷静に検討してみてください。

オプションでかかる費用に要注意

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一般的に、住宅本体の材料費や工事費、外構工事費、付帯工事費)、照明やアンテナなどの電気工事、カーテンなどの内装工事、登記費用や火災保険といった諸経費、そして消費税はローコスト住宅の標準価格に含まれていることがほとんどです。しかし一部のハウスメーカーでは、できるだけ安い価格で宣伝をしてお客を引き寄せるために、これらの価格の一部をあえて含めずに計算していることもあります。

また、生活するために必要不可欠な工事であるにも関わらず、一部の工事をオプション扱いにしてさらに値段を吊り上げようとする業者も中にはいます。必要なオプションを付けて見積もりを出したら、実際には表示されていた価格の2倍近くまで跳ね上がるケースもあるので要注意です。オプションでかかる費用には気を付けるようにしましょう。

ローコスト住宅で安く家を建てる場合どこに頼む?

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ローコスト住宅で安く家を建てるためには、どこに頼めば安心なのか不安に思う方もいるでしょう。ここではおすすめのローコストハウスメーカー4社をご紹介します。気になる会社があればまずは見積もりをお願いしてみましょう。

ローコストハウスメーカー①アエラホーム

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アエラホームでは独自の「外張W断熱工法」で、高気密・高断熱・高遮熱に優れた住宅を用意しています。省エネへの取り組みや、省エネルギー性に優れた商品が評価され、2019年度省エネ大賞において「省エネルギーセンター会長賞」を受賞、さらに、省エネルギー性の優れた住宅を表彰する「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」を2013年から7年連続受賞しています。

アエラホームであれば、基本性能に優れていながらも自由設計が楽しめる家を手に入れることができます。商品のラインナップが豊富なので、気になる方は一度アエラホームで見積もりをたててみましょう。

ローコストハウスメーカー②ユニバーサルホーム

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グレードの高い住まいをローコスト価格で提供するだけでなく「お客様の目線に建った」担当者が、住まいに関する情報やアドバイスを親切丁寧にしてくれると評判のハウスメーカーです。ローコスト住宅でも妥協したくない、担当者のしっかりとしたサポートが必要ならば、ユニバーサルホームで検討してみてはいかがでしょうか。

夏はひんやり冷たく、冬はほんのり暖かい地熱の自然エネルギーを利用したユニバーサルホームの基礎工法「地熱床システム」に床暖房を組み合わせた「地熱床暖房」が好評です。「地熱床暖房」は基礎工程に組み込まれるので、1階全面床暖房の快適な住まいを約束してくれます。

ローコストハウスメーカー③アイダ設計

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「常に正直、誠実に。」をモットーに掲げ、マイホームの建設が「納得」「満足」したものになるように、常に正直な説明と見積もりをしてくれるのがアイダ設計です。資材調達はアイダ設計指定の会社から行い、打合せは少なく規格設備にすることにより、流行りのスタイルでありながらお手頃価格に家を提供しています。元々設計会社である強みから、ローコスト住宅でありながらも自由設計ができるのが大きなポイントとなっています。こだわりのマイホームを建てたいのであればアイダ設計に相談してみましょう。

ローコストハウスメーカー④レオハウス

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「夢を叶える家」というコンセプトで有名なレオハウスですが、自由設計、適正価格、そして安心と安全をモットーにした「CoCo(ココ)」というシリーズの注文住宅を展開しています。手が出しやすい価格で住宅を提供をしつつも、耐震性や断熱性にも手を抜かず、木造でありながら曲がりやねじれに強い「6面体構造」を工法に採用するなど、自然災害に強い家づくりを行っています。ZEHの家も提案しているので、興味のある方はチェックしてみてください。

安く家を建てるならローコストメーカーについてよく知ろう!

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(画像=引用:pixabay、『工具男子』より引用)

今回は、ローコスト住宅やローコストハウスメーカーについてご紹介しましたが、いかがでしたか?一昔前までは、マイホームを建てるとなると大きな資金が必要でした。しかし近年はローコスト住宅に力を入れているハウスメーカーも増えてきており、あまり背伸びをしなくても自分の背丈に見合った予算で希望の家が建てられるようになってきています。どのハウスメーカーであれば安心して任せられるのかしっかりと見極め、素敵なマイホームを建ててみてください。

提供元・工具男子

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