モトメガネをご覧のみなさんこんにちは、バイクに乗って山へ海へ、アウトドア大好きライダーのコニタンです!皆さんもアウトドア好きであれば、タフなものに目がないですよね?近年のタフさの象徴とも言えるワークマンは、豪雨、暴風をステージに再現する「過酷ファッションショー」が以前話題になりました。

さて、私はツーリングと登山を一緒に行うことが多々あるのですが、今回はそんなタフな装備を使用した「全身ワークマン登山」に挑みました!目指すは箱根の「金時山」、休憩込みで往復5時間ほどの軽ハイキングです。それでは、実際に日常生活、そして登山ツーリングでガシガシ使ってみてどうだったか、徹底レビューをみていきましょう!

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=登山口にて、『Moto Megane』より引用)

目次

  1. 使った「装備」と選んだ理由・ファーストインプレッション
    1. シューズ:高耐久シューズ アクティブハイク(25.5cm)
    2. パンツ:DIAMAGIC DIRECT(R)(ディアマジックダイレクト) UTILITY(ユーティリティー)綿クライミングパンツ(Sサイズ)
    3. トップス:レディースメリノウール長袖ラウンドネックシャツ(Mサイズ)
  2. 「ツーリングルート」と「登山ルート」
  3. 実際に登山ツーリングで使ってみた感想
    1. シューズ:高耐久シューズ アクティブハイク(25.5cm)
    2. パンツ:DIAMAGIC DIRECT(R)(ディアマジックダイレクト) UTILITY(ユーティリティー)綿クライミングパンツ(Sサイズ)
    3. トップス:レディースメリノウール長袖ラウンドネックシャツ(Mサイズ)
  4. おわりに
    1. 前編(登山ツーリングメイン)
    2. 後編(アイテムレビューメイン)

使った「装備」と選んだ理由・ファーストインプレッション

今回はシューズ、パンツ、トップスの3点でワークマンを使用しました。筆者の身長は170cm痩せ型体型、各サイズは下記へまとめております。

シューズ:高耐久シューズ アクティブハイク(25.5cm)

「山歩きもできるウォーキングシューズ」と公式が謳っていたこと、耐久撥水加工ということで選定。普段登山をする身として、シューズを変えるのは勇気が入りましたが1週間ほど履き慣らしてから山へいきました。

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=リアルツリー柄、『Moto Megane』より引用)

ぱっと見ソールが非常に厚い!これが功を奏するのか?岩場だと足首をひねりそうかな〜?と注意しようと思いました。全体的に1900円とは思えないほど作りがしっかりしており、登山道が整備された山の日帰りなら大丈夫そうです。見た目に反してびっくりするほど軽いのが良いですね!

パンツ:DIAMAGIC DIRECT(R)(ディアマジックダイレクト) UTILITY(ユーティリティー)綿クライミングパンツ(Sサイズ)

「クライミングカット」という動きやすい機能と、「ベンチレーションになるメッシュポケット」があり体温調節可能という点が登山でも有効そうだと思いました。

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=『Moto Megane』より引用)

生地を引っ張って伸びるという意味での「ストレッチ性」は高くないようですが、大きなポケットが外側へ膨らむように工夫してあったり、縫製面での動きやすさを感じました。ワークマン商品にしては細身でお尻が小さい、スッキリしたシルエット。私には大歓喜のデザインですが体型に応じてワンサイズ大きめでもいいかも。キャメルはウェブで見るよりも実物は落ち着いた深い色でした。う〜ん、手に取った時点で見た目がドストライク!

トップス:レディースメリノウール長袖ラウンドネックシャツ(Mサイズ)

生地は薄めで3シーズン着用できそうということと、メリノウール100%なのに1900円というコスパの良さに惹かれて選びました。

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=『Moto Megane』より引用)

ちょっとチクチクするので、一度洗濯したら気にならなくなりました。使用前に洗濯をお勧めします。

「ツーリングルート」と「登山ルート」

それでは実際にツーリングへ!スタートは伊豆半島。天城峠や芦ノ湖を通って箱根へ向かいます。

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=『Moto Megane』より引用)

待ちに待った秋晴れ!終始気持ち良い景色とワインディングに往復も楽しいバイク旅です。

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=芦ノ湖にて、『Moto Megane』より引用)

片道約2時間の道のりを経て9時ごろ登山口「金時神社」の無料駐車場に到着しました。安全のためにツーリング中はバイクブーツを履いていたので、靴を履き替えていよいよ出発です。

今回は金時神社をスタートとして、矢倉沢峠→金時山→乙女峠→金時神社へと大きく輪を描く往復約5時間のコース(休憩1時間込み)。金時山は、「金太郎伝説」のある山で、複数のルートがありつつ、富士山や近隣の山々を眺められられる眺望の良さから、初心者さんからベテランまで人気の山となっています。

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=Gはスタートとゴール地点です、『Moto Megane』より引用)

さあ出発!とかなりの不整地を、どんどん進んでいきます。

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=斜面!、『Moto Megane』より引用)
全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=大きな段差、『Moto Megane』より引用)

天候は晴れ、23度ということもあり、途中ベンチレーションで体温調整を。メリノウール100%のアンダーウエアは薄手だったこともあり、通気性良く暑くはありませんでした。

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=ファスナーを開けるとメッシュになる、『Moto Megane』より引用)
全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=日差しから肌を守り、休憩中は保温してくれる、『Moto Megane』より引用)

矢倉沢峠を越えると稜線に出て、遠くが見渡せるようになります。向かいには大涌谷という噴煙が上がる活発な火山地帯が見えました。

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=『Moto Megane』より引用)

登山口から歩くこと約1.5時間!急に視界がひらけて富士山が…。やったー!山頂は360度の絶景。

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=少し雲に隠れた富士山が!、『Moto Megane』より引用)

山頂で大満足のランチタイム…。

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=『Moto Megane』より引用)

と、水を鍋に注いでいた際、誤って貴重な水をこぼすという失敗!!…が、なんだか勢いづいて、「どうせならもっとやろう!」といきなりの撥水性能実験開始。かなりかけちゃいます。

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=『Moto Megane』より引用)

水滴の大部分がつるりと弾かれ、地面に落ちていきましたが、さらに数秒待ってみることに。さすがに染みたか?と思いながら手で無造作に払うと…

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=シワのところに溜まって、染みたように見えました、『Moto Megane』より引用)
全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=手で払うと…?、『Moto Megane』より引用)

すごい!完璧に水滴が払えました!実はすでに1週間毎日のように着て洗濯していたのですが、それくらいでは撥水機能は衰えませんね。公式では50回の洗濯実験に耐え、更にドライヤーで温風を当てると撥水効果が戻るとあります。これは間違いなくタフです。

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=完璧元通り!、『Moto Megane』より引用)

絶景で目もお腹も満たしたあとは、とんとん拍子に無事下山。

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=『Moto Megane』より引用)

実際に登山ツーリングで使ってみた感想

どのアイテムも、既に登山中から「すごいな〜」という感想が込み上げてきました。それぞれ3000円以下のアイテムなのに、コスパが良すぎます。

シューズ:高耐久シューズ アクティブハイク(25.5cm)

下山後、泥や植物の種子を洗い流すのが登山のマナーなのですが、このアクティブハイクは躊躇なくガシガシ洗うことができました。というのも、アッパー(足の甲側)素材がCORDURAというナイロンの7倍耐久性があるという素材であるのに加え、ワークマン独自の「SplaTECH」という耐久撥水加工が施されているからなのです!その結果、泥がつきにくく、水で洗っても笑っちゃうくらいに水分を弾いてくれました。

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=『Moto Megane』より引用)

また、最初に懸念していた岩場だけでなく、ぬかるみや斜面も問題なくグリップし、「幅広なソール」が安定感を生み、予想以上に歩きやすかったです。

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=『Moto Megane』より引用)

タンとアッパー素材は繋がっているので、靴紐付近から小石も入りにくい作りになっており、実際最後まで小石が靴に入ることはありませんでした。

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=タンとアッパーの内側は縫い付けられています、『Moto Megane』より引用)

パンツ:DIAMAGIC DIRECT(R)(ディアマジックダイレクト) UTILITY(ユーティリティー)綿クライミングパンツ(Sサイズ)

大きめのポケットや、ファスナー付きのポケットが登山でもツーリングでも大活躍!体温調節のために、頻繁に脱ぎ着する帽子やグローブ、UVリップなどがすっぽり収まりました。

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=『Moto Megane』より引用)

ツーリングやキャンプでもファスナーつきのポケットは嬉しいですね!また、生地に関しては、道中確認した耐久撥水加工だけでなく、難炎素材でもあります。多数のカラビナフープとDカンが施されていることからも、キャンプツーリングで活躍してくれそうだと思いました。

クライミングベルト付きで身体にフィット!動きやすく開脚しやすいので、往復のツーリングでもシートに跨りやすく、その後もツーリングパンツとして多用しています!

トップス:レディースメリノウール長袖ラウンドネックシャツ(Mサイズ)

登山ツーリングで着用したのはレディースのメリノウール100%(Mサイズ)ですが、メンズのメリノウール20%(Mサイズ)も同時試着したので、比較した感想を。

大きく違うのは身頃の太さ、襟です。同じMサイズですが、レディースの方が身頃が細く、脇の下まで体にフィットし、その分腕が動きやすいです。また、レディースの方が襟が大きく開いており、アンダーとして着た際にトップスから覗かないようにデザインされています。メンズの方が丈と袖が長めで、1枚で着ても様になる印象でした。

さらに!吸湿発熱生地なので、気温が下がる帰りのツーリングでは、ライディングジャケットの下で身体を保温してくれました。これから寒くなる晩秋にかけてたくさん使いたいと思います。

全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=レディースM、『Moto Megane』より引用)
全身ワークマンでツーリング&登山 タフな装備を徹底解説!
(画像=メンズM、『Moto Megane』より引用)

おわりに

やっぱりワークマン!さすがの高機能で1度で2度美味しいようなアイテムでした。ハイキング、ツーリング、そしてキャンプで、今後も大活躍してくれそうです。

YouTubeでは、今回の「全身ワークマンで登山ツーリングに行ってみた」動画を公開しています。ツーリングの様子や実際の登山ルートなどはこちらの方がわかりやすいかと思いますので、よろしければこちらも合わせてご覧ください。

前編(登山ツーリングメイン)

後編(アイテムレビューメイン)

提供元・Moto Megane

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