キャッシュレス時代にも一定の需要がある500円硬貨

偽造防止のために必要であっても、刷新にはやはり莫大なコストがかかる。キャッシュレス化が進んでいる今、必要なことだろうか?「ゼネラルリサーチ株式会社」が9月に行った「新500円硬貨とキャッシュレス決済」に関するインターネット調査でも、「新500円硬貨に興味があるか」という設問に対し、45.5%の人が「あまり興味がない」もしくは「まったく興味がない」と答え、その理由として35.9%の人が「キャッシュレス決済の利用頻度が高くなったから」と回答している。
だがその一方でネット上の声を拾ってみると、「キャッシュレスも良いが、様々なトラブルがあったりで100%信頼度は持てない」「やっぱり災害時は現金」「財布の中にある重みも小さな子どもにはぜひ経験してほしい」などといった意見が多く、使う頻度は落ちてもはやはり需要はあり持ち続けたいという人も多いようだ。
確かに自然災害の多い日本において、完全に硬貨などの現金がなくなることは怖いことかもしれない。特に500円硬貨は、“500円玉貯金”をする人も多く、財布にあるとちょっと嬉しい存在だ。最新の技術が詰め込まれた新硬貨を実際に手にするのを楽しみにしている人も少なくないだろう。またデザインが刷新されるであろう次の約20年間、ますますキャッシュレス化が進んでも、コインレスとはならずに500円硬貨の存在価値はまだまだありそうだ。
●解説!新しい500円貨【財務省】
出典元:「新500円硬貨とキャッシュレス決済」に関する無料調査レポート【ゼネラルリサーチ】
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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