アシックスは11月5日、2021年1〜9月期の連結決算を発表した。売上高は3222億円(前年同期比29.8%増)、営業利益は357億円(同991.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は190億円(前年同期は34億円の赤字)と、大幅な増収増益を記録記録し、営業利益はほぼ10倍だった。第3四半期の累計売上高が3000億円を超えるのは、4年ぶりだった。地域別の売り上げとしては、全地域で増収を達成し、特に米国・ヨーロッパ・オセアニア・中国においてはいずれも30%超の成長を見せた。営業利益に関しても、第3四半期として300億円を超えるのは6年ぶりで、過去最高益を記録した。また、アシックスは2021年12月期の通期連結業績予想を上方修正し、最終利益が40億円の黒字(前期は161億円の赤字)になりそうだと発表した。
文・西岡愛華/提供元・SEVENTIE TWO
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