タイで起こったスマートフォンによる死亡事故が、私たちにも無関係とは言えないものだったので読者の方々にも警鐘を鳴らす意味も込めてご紹介したい。事故が起こったのは5月上旬タイ東北部のウドンタニという街で、54歳の女性が亡くなった。彼女の遺体の腕には充電器のケーブルによる火傷の跡があったことから、充電中のスマホを使用したことによる感電が死因とみられている。そう、彼女はベッドに横たわりながらスマホでゲームをしていたのだ。
くつろぎの時間から一変、死亡事故に

(画像=スマートフォンを充電しながら使用するのは大変危険だ、『オトナライフ』より引用)
亡くなった女性は、事故の2日前に夫から誕生日プレゼントとして真新しいスマートフォンを受け取ったばかり。ベッドでくつろぎながらゲームするのが好きだったという。救急隊員により応急措置を施されたが、女性が発見されてから4時間も経過しており、女性は帰らぬ人となった。
このような痛ましい事故は、どうして起きてしまったのだろうか。原因を探っていくと、あなたやあなたの周りの人も日常的にしてしまっていることが、同様の死亡事故を起こしかねないことが分かったのである。今回のタイの事故に関しては、スマートフォンに問題があったのか、アクセサリーに問題があったのかは明らかになっていないが、恐らく充電ケーブルが損傷していたと推測される。
実は、スマートフォンを充電しながら使用している最中に何らかの原因で漏電が発生し、死亡事故に至るケースは珍しいものではないという。