出社しないとできない業務って……本当に出社必要?

テレワークなのに74.1%が出社しないとできない業務があると回答。その理由とは【日本トレンドリサーチ調査】
(Image:prtimes.jp) 本当に出社しなければいけない業務なのか?経営側も会社の環境を見直すチャンスかもしれない(画像=『オトナライフ』より 引用)

「自身はテレワークをしている」と答えた人に対して、「出社しなければ出来ない業務のために出社することがありますか?」と問うと、なんと74.1%の人が「ある」と回答した。せっかくテレワークをして、心身の負担や感染リスクを減らしているにも関わらず、多くの人が“完全テレワーク”とはなっていないようだ。その業務内容や理由を少しチェックしてみよう。

「お客さんとの取引、信頼を得るため(30代・女性)」。オンラインでは微妙なニュアンスや表情の変化、会話のタイミングをつかむのが難しい場合もあるため、気持ちはわからなくもないが、出来るだけオンラインで済むことはZoomやGoogle MeetなどのWeb会議ツールの利用をオススメしたい。

「会社のPCにしか入っていないソフトを使うため(30代・男性)」。これは自宅のパソコンにも同ソフトをインストールする費用などを企業側に負担してもらうことで解決できそうな気もするが……。緊急事態宣言などで突貫でテレワークに踏み切った企業だと、そこまでの準備ができなかったのかもしれない。

「会社に保管されている社外秘の資料が必要な時(40代・男性)」、「セキュリティ上、社外からのアクセスができないもの(40代・男性)」といったセキュリティ上の問題から、会社保管となっている資料のために出社するという理由も多く見られた。

また、「領収証の確認、請求書発行他(40代・女性)」「調印や稟議決済のための押印(50代・男性)」との理由も挙げられ、まさに日本のペーパーレス化、電子化の遅れを象徴しているような内容となった。

セキュリティ面の懸念や紙資料でのやり取りなど、まだまだアナログな考えを持つ日本企業の現状が顕著に表れているようだ。すぐにとはいかないが、セキュリティの強化や電子化が進み、今回の回答をしてくれたような人たちが完全テレワークとなる日が来ることを期待したい。

出典元:テレワークをしている74.1%が、出社しなければ出来ない業務のために出社することがある【日本トレンドリサーチ】
出典元:キャムマックスは→こちら

※サムネイル画像(Image:「日本トレンドリサーチ」リリースより引用)

(文=オトナライフ編集部)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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