米に茶色っぽい虫が付いてしまってお悩みですか?ダニなど小さいものは気づかないこともありますし、黒い虫で蛾に成長するものなど米につく虫には種類があります。ダニの原因や対策や米びつを洗う方法と駆除のやり方を解説します。虫が付いた米が食べれるか知りたい方も必見です。
目次
はじめに:米にダニが?そのお米食べれるのか
米にもダニが付く!食べても平気だろうか?

米びつの中に小さい虫がいて驚いたことはありませんか?虫の付いた米は洗うと食べられるか心配になりますね。米に虫が付くことは珍しいことではありません。特に一人暮らしなど米の消費が少ないご家庭では、どうしても米を家に置く期間が長くなるため、小さい虫がわきがちです。
米に付くのはダニだけではない!その対策や駆除方法も紹介
米にダニが付くという意見をよく耳にしますが、米に付く小さい虫はダニだけではありまん。今回は米に付く虫の種類全般にいえる原因と駆除・虫を予防する対処方法を解説します。現在は米びつに虫がわいていない方も、これから虫の被害にあわないためにできることを試してみてください!
米に付く虫!ダニのほかにどんな種類があるのか
ここではダニと表記していますが、実はダニだけでなく米に付く虫はいろいろとあります。特に日本で多い米に付く虫を4種類ご紹介しましょう。簡単に見分けることができるサイズ・色・特徴を参考にして虫ごとの対策方法を練りましょう!
米に付く虫1.コナダニ

コナダニはイエダニの餌ともなる家によくいるダニです。米も食べます。肉眼では病に小さくて発見しづらいため気づかず食べていることも。ダニアレルギーの方がコナダニの付いている米を食べるとアレルギーが起こるため、アレルギーをお持ちの方が理由がはっきりせず具合が悪くなったら米にコナダニが付いているのも疑いましょう。
米に付く虫2.ノシメマダラメイガ

蛾ですが米を食すのは幼虫の間だけです。幼虫はあまり目立たないのですが、蛾に羽化したところではじめて気づくということも少なくありません。米だけでなくパスタやインスタントラーメンなど小麦製品にも付くためこの虫も多いです。
蛾のりんぷんにはアレルギーがある方もいますので、米は綺麗に洗うと食べられないわけではありませんが、成虫を見つけた場合は米を破棄していただくことをおすすめします。
米に付く虫3.コクゾウムシ

米につく黒い虫はたいていこのコクゾウムシです。肉眼でも確認しやすく色が黒から茶色っぽいこともあって目立つため視力があまり優れていない方でも見つけやすいものとなっています。
大きさは1-2.5ミリ程度で米の中に穴を開けて産卵するため虫を駆除しても再びわくこともあるため、見つけた場合は虫の周囲の米は必ず捨て、できれば米びつの米全体も破棄した方が堅実です。
米に付く虫4.チャタテムシ

米につくダニのような小さな虫はハダニのほかにチャタテムシという場合もあります。本来は1ミリ程度のダニのようにカビを食物とする虫ですが米を食べることもあるため、米びつの中で発生しないよう注意が必要です。
この虫のやっかいなところは交尾をしなくてもメスだけで卵を生んで増えてしまうところ。通常は1-2ミリの虫ですが大きくなると1cmほどのものもいて、肉眼でも確認できる場合もあります。
米に付くダニなどの虫の駆除方法は?
ダニがわいた米をそのまま食べるのは抵抗がありますね。それだけでなくもっと増やさないために、米びつにダニがわいてしまったらまず駆除しましょう。目でやっと確認できるくらい小さな米びつの虫。駆除方法にもコツがあります。
ダニなどお米に虫がわいたら駆除が必要!
米の中のダニの糞などを食べないために

米びつを開けたら何かダニのような小さな虫がいた場合、まずはそのまま食べてしまわずに駆除をします。虫だけでなく虫の糞や中には米の中に産卵する虫もいるからです。
特にダニなどの虫にはアレルギーがある方もいらっしゃいます。そんな方は特にダニがついた虫をそのまま食べるのは危険です。
米の中のダニの駆除方法手順1.

まずは虫とその周辺の米を取り出して破棄します。虫に食べられていたり糞があったり、米の中に産卵されている可能性があるためです。目視で欠けた米粒が確認できればそれを取り除くのがわかりやすい方法ですが、心配な場合はお椀1杯分程度と多めに周りの米を破棄した方が安心できます。
米の中のダニの駆除方法手順2.
虫とその周囲の米を破棄しただけでは安全にダニなどがついた米が食べられるようになったわけではありません。虫の種類にもよりますが網などを使ってまずは米をふるいにかけます。これにより大きめの虫は駆除することができるからです。
米の中のダニの駆除方法手順3.

その後は新聞紙などの上に米をできるだけ平らに広げます。米は直射日光に当たると変色したり味が悪くなるため、広げる場所は日陰にしてください。広げておく時間は1時間ほどで十分です。
空になった米びつはこの時間を利用して洗剤できれいに洗うのが大切。洗浄したあとは水気を拭き取りしっかりと乾燥させ、広げた米を戻せばダニなどの虫駆除は完了です!
駆除したあとに実行!米に虫がつかない方法
一度ダニなどの虫が湧いた米びつは虫がわきやすい条件であることが考えられるため、これから付かないような対策をする必要があります。その方法はいくつかありますが市販の虫除け剤の使用や米びつそのものの見直し・置き場所など複数組み合わせることでより安心して米を保管することができるでしょう。
米びつ用の防虫剤を使う
米に付く虫には市販の防虫剤があります。防虫対策をするならそれらの防虫剤を使うのが一番てっとり早い方法でおすすめ!もしすでに虫がわいてしまった米びつの場合は、たまごなどが残ってるいる場合もありますので前述の方法できれいに米びつを掃除してから、防虫剤をセットしてください。
ダニなどがわきにくい米びつを使う
お米を買ったまままビニール袋にいれっぱなしで保存している人が意外と多いです。重いものが多かったり適当な容器が無かったりと理由はいろいろあるでしょうが、米のダニなど虫を予防するために米のビニール袋保存は適していません。
袋に呼吸のための穴が開いているためそこから虫が侵入するためです。防虫機能に特化した(防虫剤を取り付けられる)米びつに入れて保存してください。
米にダニをわかせないために買いだめは控える
米に虫が入り込む・繁殖するには時間がかかります。消費に時間がかかればかかるほど虫がわく率は高くなるのです。そのため米が安いときに不要に買いだめしておくと食べようとしたときに虫がわいていて食べられない!ということも。
安いときに買いたい気持ちはわかりますが、美味しくより安全に食べることを考えると長くても1ヶ月を目安に食べきる量を買って清潔に保存しつつ早く食べきるようにしてください。
まとめ:米びつのダニは駆除と対策が必要!
米の保存に気をつけてダニを予防しよう!

日本の夏は高温多湿で虫の発生や繁殖には気をつけたい気候です。夏以外でも暖房器具の普及により秋や冬でも寒い思いをすることのない反面、米の虫にとってもいつでも増えやすい環境です。
虫が入り込まないような米びつを使う・虫が嫌う成分で米には影響の少ない防虫剤を設置するなどである程度防ぐことはできますが、やはり買ったらすぐ食べることが一番の予防となるでしょう。
文・佐藤3/提供元・暮らし~の
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