iPhoneの「翻訳」とGoogle「翻訳」の精度をチェック!

iPhone標準の「翻訳」アプリの使い方が分かったところで、さっそくGoogleの「翻訳」アプリと精度を比較してみよう。

ホテルや飲食店で使いそうなフレーズから、流行語、会議などで使うビジネス用語など、さまざまな日本語で英語翻訳をしてみた。

その結果、ほとんどの翻訳文章はさほど変わらなかったが、iPhoneの翻訳アプリのほうが、日本語の微妙なニュアンスを検知する能力が高いことが判明したのだ。

たとえば、「どんだけー」と入力すると、iPhoneのほうは“笑い”を意味するネットスラングの「lol」を追加して、元の日本語のニュアンスに近い表現に。また、「焼き鳥は塩とタレどっちにする」の場合、iPhoneのほうは疑問形であることをしっかり認識して翻訳していることが分かった。

iPhone標準の「翻訳」VS Googleの「翻訳」を比較してみた、精度が高いのはどっち!?
iPhone標準の翻訳アプリとGoogleの翻訳アプリでは、ほとんどの場合で同じような翻訳結果になったが、ラフな日本語になるとiPhoneのほうが微妙なニュアンスを汲み取っているのが分かる(画像=『オトナライフ』より 引用)

いかがだろうか? Googleの「翻訳」アプリは対応言語数や機能的には非常に優れているが、日本語の微妙なニュアンスをうまく翻訳しきれていなかった。

これに対し、iPhone標準の「翻訳」アプリは、ラフな日本語の微妙なニュアンスもしっかり汲み取って、適切な英語に翻訳していることが判明した。iPhoneユーザーなら、iPhone標準の「翻訳」アプリを使ったほうがいいだろう。

(文=小沢陽子/編集・ライター)

文・小沢陽子/提供元・オトナライフ

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