全国で見頃を迎える桜の季節。直接見に行くことが叶わない今年は、自宅からエア花見で世界の絶景・桜スポットめぐりを楽しむ時。日本が誇る桜の名所から、普段は足を運びづらい海外の桜スポットまで、思わずため息の出るような絶景を集めてみた。
【目次】
1.「日本一美しい」国内有数の桜スポット
2.息を呑む絶景・夜桜ライトアップ名所
3.世界の桜スポットにバーチャルトリップ
1.「日本一美しい」国内有数の桜スポット
【日本人でよかった】明るく咲き誇る桜を愛でる日本の桜名所
吉野山(奈良県吉野郡)
この場所なくしては日本の桜は語れない、世界遺産・吉野山。約8kmに渡る尾根一帯に咲き誇る千本桜は、近寄りがたい神々しさであたりを桃色に染める。
佐保川の桜並木(奈良県奈良市)
もう一つの奈良の桜の名所・佐保川では、約5kmに渡る桜並木が春の絶景を作り上げる。見渡す限り桜に囲まれる川沿いをあてもなく散策するだけで心が洗われそうだ。
又兵衛桜(奈良県宇陀市)
地元で「又兵衛桜(またべえざくら)」の愛称で親しまれるしだれ桜は、樹齢300年ともいわれる一本桜。意志を宿しているかのように表情豊かな枝ぶりが特徴的で、垂れ下がる花の様子で「本郷の瀧桜(たきざくら)」とも呼ばれている。
彦根城・外堀(滋賀県彦根市)
国宝・彦根城の外堀にあふれんばかりに咲き乱れる桜の郡。約1,100本の桜が城を囲むように生息し、あたり一帯で桜を愛でることができる。
姫路城(兵庫県)
別名・「白鷺城(しらさぎじょう)」とも言われる優美な姿の姫路城。春になると、儚げに咲く桜との饗宴でまちを華やかに彩る。
五稜郭(北海道函館市)
函館有数の花見スポットでもある五稜郭。ソメイヨシノを中心に1,600本の桜が独自の地形に点在する。ふだんは五稜郭内を散策して愛でる桜も、こんな時は上空から見下ろして楽しむのも悪くない。
2.息を呑む絶景・夜桜ライトアップ名所
【息を呑む美しさ】夜桜が妖艶に咲き乱れる厳選桜ライトアップスポット
弘前公園(青森県弘前市)
「日本一の桜」とも称される桜の名所・弘前公園には、ソメイヨシノをはじめ約2,600本の桜が咲く。夜のライトアップでは、幻想的に照らされた桜並木が水面に映り見事な水鏡をつくり出す。別世界へといざなわれそうな妖艶さだ。
井の頭恩賜公園(東京都武蔵野市)
東京有数の桜スポットの一つ、井の頭恩賜公園では、池を囲むように公園内に約400本の桜が咲く。昼はボートに揺られながら花びらが舞うのを愉しむ人々の姿が見られるが、夜は静寂の中で桜と池が静かに佇む姿を愛でることができる。
3.世界の桜スポットにバーチャルトリップ
【世界に咲き誇る日本の美】異文化の中に溶け込む桜たち
スミソニアン博物館(アメリカ・ワシントンD.C.)
日本から渡った桜からはじまり、地元民に愛される桜スポットが点在するワシントンD.C.。スミソニアン博物館の荘厳な建築美の前でも、凛とした桜の立ち姿が日本古来の美景観を作り上げている。
景福宮(韓国・ソウル)
朝鮮王朝の王宮・景福宮(けいふくきゅう)。広大な敷地内に優雅な庭園を持ち、春には満開の桜と韓国庭園との調和が楽しめる。
エッフェル塔(フランス・パリ)
パリのランドマーク、エッフェル塔も、この時期になると桜が春の訪れを告げる。
桜は、来年も、その翌年も咲き続ける。今はじっと家の中で雅な姿を眺め、来年の再会を待ちわびよう。
男の隠れ家デジタル編集部
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提供元・男の隠れ家デジタル
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