「ミズノ(MIZUNO)」は、丸八真綿の「丸八真綿布団」から回収したリサイクルダウンを採用した「ダウラギリアタックダウンジャケット」を、10月22日に発売開始した。このダウンジャケットは、昨年から「ミズノ」が展開しているプロジェクト「EM セレクション(EM SELECTION)」の第3弾。「EM セレクション」は、「スポーツで培った技術をライフスタイルのフィールドへ持ち込んだ新しいミズノ」と題して昨年始まったプロジェクトで、第3弾の今回はSDGsが新たなテーマとなった。
「ダウラギリアタックダウンジャケット」(8万8,000円)は、登山家の松原尚之氏が1997年にヒマラヤ山脈のダウラギリにアタックした際に着用したダウンジャケットに高機能素材を使用し、現代版として復刻したもの。中綿には、「丸八真綿布団」から回収したダウンを洗浄し、リサイクルダウンとして80%以上使用している。ジャケットの表地には、防風性の高い「ゴアテックスインフィニアム」を、内側には吸湿発熱素材の「ブレスサーモ」と保温素材の「リフレクションギア」を使用することで保温効果を高めた。また、1997年当時のサイズ感をそのまま活かし、現代のボリュームトレンドにマッチさせたデザインも特徴的だ。縫製は、アスリート達のウエアの開発、設計、製造などを行ってきた氷上工場で行われるなど、細部に至るまで「ミズノ」のプライドを散りばめたダウンジャケットとなった。加えて、昨年のコレクションで好評だった「EMブレスサーモダウン」がリニューアルされ、「EMブレスサーモロングダウン」(3万9,600円)と「EMブレスサーモダウンジャケット」(3万7,400円)として登場。こちらも中綿には、「丸八真綿布団」のリサイクルダウンが採用されている。これらアイテムは、一部の「ミズノ」直営店、「ミズノ」公式オンラインショップで販売中。
文・松井香里/提供元・SEVENTIE TWO
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