アニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』が、『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』の劇場公開を記念し、「ニューバランス(New Balance)」や「アシックス(ASICS)」といったブランドとのコラボレーションを次々と発表している。
「ニューバランス」とは、ブランド内のグラフィックT シャツコレクションの「ナインボックス(9BOX)」でコラボレーション。このコラボでは、メインキャラクターの草薙素子と彼女が率いる公安9課が、映画でキャラクターデザインを担当したイリヤ・クブシノブ(Ilya Kuvshinov)の書き下ろしによる5つのアイテムとして登場。なかでも、草薙素子が「ニューバランス」のスニーカーを頭の上に乗せた姿がデザインされたTシャツ(6,600円)は、コラボならではのユーモアに溢れたアイテムに仕上がっている。11月12日から「ニューバランス」オフィシャルストア、「ニューバランス」公式オンラインストアと一部のABCマートで販売される。また、世界16カ国で展開する『Rolling Stone』誌の日本版『Rolling Stone Japan』のカバーでは、「ニューバランス原宿」を背景に草薙素子が上記アイテムに身を包み登場した。この『Rolling Stone Japan』は、10月23日から全国の「TSUTAYA RECORDS」店舗で配布を開始した。
「アシックス」は、ビジネスシューズの「ランウォーク(RUNWALK)」シリーズから、外羽根タイプ(6万6,000円)、ダブルモンク(5万9,400円)、ブーツ(5万9,400円)、パンプス(4万4,000円)の4タイプのコラボレーションアイテムを発売する。4タイプ合計で最大200足の受注生産販売となる。これらのアイテムは、草薙素子や公安9課からインスパイアされた近未来的なデザインが特徴だ。また、靴箱は公安9課からの受給品をイメージしたオリジナルデザインで、全てのシューズにイリヤ・クブシノブによる描き下ろしイラストが同封されるなど、細部までその世界観にこだわった。受注販売は、「アシックスウォーキング」オンラインストアと三越伊勢丹オンラインストアでは、10月27日から12月1日の9時59分まで。「アシックスランウォーキングギンザ」は、10月27日から11月30日の閉店時まで。「アシックスウォーキング」オンラインストアのみ予約多数の場合は抽選販売となり、そのほかは先着順で受注予定数量に達し次第終了予定だ。
『攻殻機動隊 SAC_2045』とのコラボレーションは、アパレルアイテムのみではない。三越伊勢丹では、銀座三越の新館7階で10月27日から11月8日までの期間、コラボレーションイベントの「攻殻機動隊 SAC_2045 2045×MITSUKOSHI」を開催する。このイベントでは、三越伊勢丹限定の書き下ろしイラストを使用したアイテムや、様々なブランドやアーティストがアニメの世界観を表現したアイテムを販売する。見所は、イリヤ・クブシノブが書き下ろした草薙素子の着物姿のイラストだ。呉服屋を前身とする三越にちなみ、鱗紋に鮮やかなグラデーションの羽織を合わせた草薙素子が描かれた。また、彼女がさす番傘も、越後屋呉服店時代の傘の貸し出しに関する逸話をイメージしたもので、三越伊勢丹だけのオリジナリティあふれるイラストに仕上がっている。
『攻殻機動隊 SAC_2045』は、1989年に発売された原作コミック『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』をもとに、神山健治と荒牧伸志によって2045年の未来像が描かれるネットフリックスオリジナルアニメシリーズ。原作の『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』は、近未来SFの金字塔と評され、世界中にファンを持つ。先日、テスラのCEOなどを務めるイーロン・マスク(Elon Musk)もファンだと公言し、話題になった。『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』は、11月12日公開予定だ。
文・松井香里/提供元・SEVENTIE TWO
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