部屋に馴染むシンプルなデザインとかゆいところに手が届くアイディア商品を数々生み出し、人気が高まっている「3COINS」。現在、売り切れ続出というのが不思議な見た目の調理道具だ。実はこれ、フライパンに直接乗せて4品同時調理が可能という「シリコーンリング」。実際に四つのリングを使ってみた。
時短の強い味方。フライパン一つで4種類の料理を同時調理可能
耐熱温度230℃、耐冷温度-40℃の「シリコーンリング」はフライパンやホットプレートの上に乗せて使用する。一般的な大きさのフライパン一つに四つのリングが乗るため、弁当のおかずが1度に複数できると話題になっているのだ。シリコーン素材で柔らかく、洗いやすさや保存のしやすさも抜群。これで330円なので使いこなせるか不安な方も試す価値はあるはず。
シリコーンカップの直径は約7.5cm。直径約24cmのフライパンにちょうど四つ乗せることができた。余裕を持ちたい方は三つ使いがおすすめ。フライパンの蓋を閉めても邪魔にならないコンパクトなサイズだ。
今回はウインナー、冷凍のブロッコリー、ホットケーキミックス、卵をそれぞれの容器に入れて調理してみた。ブロッコリーに少量の水を足したところ底から少し漏れてしまったので水分を多く必要とする調理には注意が必要だ。ホットケーキミックスや卵はリング内に収まってきれいな形をキープできた。
蓋をして3分ほど経ったところでウインナーとブロッコリーはちょうど良く火が通った。卵は目玉の部分がきちんと焼けるまでもう少し時間がかかりそう。このように調理時間に差がある場合は、空いたスペースで魚を焼くなど有効活用もできる。
さらに2、3分後にホットケーキを裏返す。もう少し焼き時間が短ければよかったかもしれないが、底がくっついているようだったのでこの日はフライ返しを使った。きれいな丸型に焼きあがっているので、反対の面を少し焼いたら出来上がり。リングについている持ち手の耳が食材を取り出したり、少し位置をずらしたりするのにとても便利だった。そうしている間に目玉焼きも完成。
使用後も焦げ付いたりひどい汚れがついたりすることなく、洗剤で洗うとすぐにきれいな状態に。もちろん素材が溶ける心配はない。シリコーンの特性上布などのほこりがつきやすいそうなので、注意事項として自然乾燥がおすすめとのことだ。
取り出す際に菜箸を使ってしまったため、目玉焼きとホットケーキの形が崩れてしまったのが唯一の失敗。ここはサボらずに竹串や爪楊枝を使用することをおすすめする。しかし初回にしてはうまくできたほうではないだろうか。
今回は朝食や弁当を意識してフライパンを使用したが、ホットプレートで小さなパンケーキを複数作ってみたり、ハンバーグなど油が広がりやすい料理のストッパーにしたりと、工夫次第で使い方はさまざま。330円で家事の時短ができるならかなり“買い”のアイテムだといえるだろう。(エフェクト・霜越緑)
※記事中の価格は購入時もの
提供元・BCN+R
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