副業が本業に影響を及ぼすことは少ないと答えた人が多数派。それには副業のアレが関係していた
■本業のスキルの変化について

■副業による本業へのデメリットは?

「会社への帰属意識は変化したか」という質問には「変わらない」と答えた人が76.3%。すき間時間やプライベートの時間を削って行ったところで、副業で100万、200万と大金を稼げるわけもなく、副業はあくまで“本業あっての副業”、といったところか。
しかし、少数派ながら「低くなった」と答えた人も17.1%と2割弱いた。その人たちの平均副業月収は約4万円。逆に、帰属意識が「高くなった」という人は6.6%とさらにごく少数派だったが、こちらの平均副業月収は約2万4,000円と、副業でより多く稼いでいる人のほうが帰属意識が低くなりがちであることがわかった。副業で稼ぐ額が多くなればなるほど、「会社で頑張らなくても自分で稼げる」と会社への帰属意識が薄れがちなのかもしれない。
とはいえ、自分の会社で副業をしていいかどうかわからない人たちが「うちの会社って副業していいんでしたっけ」なんて会社側に聞けるわけがない。それを聞く=給料に不満がある、副業をするつもりがあると言っているようなものだからだ。つまり、わからない人はあえてグレーにしたまま副業を続け、NGとわかっている人もコッソリ副業を続けていくだろう。副業従事者は、睡眠時間やプライベートな時間を削っている、という人も多い。調査したつなぐマーケティングは「この状況が続くと隠れ過重労働にもつながりそう」とコメントしている。
根本にあるのは、やはり不況による収入減だ。企業側も苦しいときだが、社員の帰属意識とモチベーション維持のためにも払うべきものは払う、をお願いしたいものだ。
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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