■母親が求めたいこと

提訴に踏み切った女性は学区に対し、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の新型コロナウイルス感染対策ガイドラインに従うことを求めたいのだという。

子供たちの感染後の体調、現在の様子、また学区全体における感染率など、詳細については今のところ報じられていない。

■「新型コロナで子供が不安に」4割近く

しらべぇ編集部が全国10〜60代の子供がいる男女773名を対象に調査したところ、全体の35.4%が「新型コロナウイルスの影響で自分の子供が不安を口にしている」と回答した。

「息子が同級生に新型コロナをうつされた」 保護者が教育委員会などを提訴
(画像=『しらべぇ』より引用)

新型コロナウイルスの影響で自分の子供が不安を口にしているグラフ 新規感染者の数は減ってきているが、新型コロナウイルスワクチン接種対象にならない子供たち、そしてその子供たちを指導する教育者たちは、今も相当な緊張を強いられている。

今年はインフルエンザの大流行も懸念され、海外でもダブル流行を心配する声があがっている。また子供たちを感染から守るためにはマスク着用が極めて重要だが、アメリカではマスク反対派、ワクチン反対派も少なくはない。

人々の行動によっては、パンデミックがより長引き、子供たちにとっても不安な日々が続くことになる。まだ油断は禁物だ。

(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)

提供元・しらべぇ

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