目次

  1. ■ポモドーロ・テクニックとは?
  2. ■ポモドーロ・テクニックの効果を促進させるポイント
  3. ■ポモドーロ・テクニックを実践するツール
  4. ■まとめ

リモートワークの効率を高めるポモドーロ・テクニックを知っているだろうか?

集中力を欠きやすいリモートワークに取り入れることで、業務の生産性向上が図れるはずだ。

そこで本記事では、ポモドーロ・テクニックのやり方、効果を促進させるポイントを解説する。最後まで読むことで、今日からポモドーロ・テクニックを取り入れることができるだろう。

■ポモドーロ・テクニックとは?

リモートワークの効率を高めるポモドーロ・テクニック! 集中力アップの秘訣を公開
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

ポモドーロ・テクニックとは、高い集中力を保つための作業法のことである。1990年代の初め、イタリアの起業家「フランチェスコ・シリロ」氏によって発案された。「ポモドーロ」はイタリア語で「トマト」という意味を持ち、トマト型のキッチンタイマーが由来である。

このポモドーロ・テクニックのやり方は、25分の作業と5分の休憩を1ポモドーロとして、4ポモドーロごとに30分の休憩を取る。このサイクルを繰り返すことで、高い集中力を長時間維持することができるのだ。

なお、高いパフォーマンスを引き出せるのは、25分間という短い時間がタイムリミットになるためである。これは、学生時代の「夏休みの宿題」を思い出すとわかりやすいだろう。

夏休み初日は時間の余裕があるため、大抵の学生は宿題を積極的に行えない。しかし、9月1日というタイムリミットに近づくにつれ、次第に行動力が増していく。ポモドーロ・テクニックはこれと同じ要領で集中力を持続させるのだ。

■ポモドーロ・テクニックの効果を促進させるポイント

続いて、ポモドーロ・テクニックの効果を促進させるポイントを2つ解説する。より効率的にリモートワークをしたい人は、ぜひチェックしておこう。

【時間管理に業務を合わせる】

基本的に25分のタイマーが鳴ったら、作業の途中でも一旦休憩に入る。その25分の作業時間に合わせて業務量を設定するのがベストである。

しかし、25分は意外と短い。テレワークといえど、長時間連続で取り組む業務もあるはずだ。どうしても25分に収まらない場合は作業時間を調整しよう。

また、人によっては25分以上集中力が続く人もいるため、その場合も30〜50分に設定すると良いだろう。

【休憩時間の行動を決めておく】

25分の作業後に訪れる5分の休憩時間。この休憩時間の行動をあらかじめ決めておくことで、さらなる効率化が見込めるだろう。

例えば、休憩中に軽いストレッチや瞑想を行うなどだ。これらは作業時間のパフォーマンスを大きく向上させる。反対にSNSやメール処理に時間を使うと、脳を疲れさせてしまうため、本来のパフォーマンスを引き出せない。

業務効率の最大化を目指すためにも、休憩時間はリラックスできる行動がおすすめだ。

■ポモドーロ・テクニックを実践するツール

最後に、ポモドーロ・テクニックを実践するためのツールを3つ紹介する。すぐに効率的なポモドーロ・テクニックを実践できるはずだ。

【タイマー】

ポモドーロ・テクニックは、キッチンタイマーやスマートフォンのアラームで実践可能だ。音を出さず静かに作業したい場合は、バイブで知らせる無音タイマーを活用しよう。しかし、その都度アラームを設定し直すのは少し手間がかかってしまう。

【スマートフォンのアプリ】

ポモドーロ・テクニック用のスマートフォンアプリが複数ある。例えば、多機能で利用者が多い「Focus To-Do」、使うことで成果を実感できる「Forest: スマホ中毒の解決法」などがあげられる。これらスマートフォンアプリを用いれば、楽しく効率的に作業することが可能だ。

【タスク管理ツール】

タスク管理ツールは別名「ToDo管理ツール」とも呼ばれる。業務を細かく区切ってわかりやすくリスト化するツールだ。

タスク管理ツールを用いて業務を細かく区切ることで、ポモドーロ・テクニックにおける25分の業務時間に割り当てることができる。また、遂行した業務を可視化できるため、達成感を得られるだろう。

■まとめ

本記事では、ポモドーロ・テクニックのやり方、実践するためのツールを解説した。リモートワークは自己管理しづらいため、作業をはかどらせることが難しい。

そこで本記事で解説したポモドーロ・テクニックを用いれば、半強制的に高い集中力を持続できる。業務の生産性向上を目指すためにも、ぜひ一度ポモドーロ・テクニックを実践してみよう。

提供元・男の隠れ家デジタル

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