インスタのおしゃれなキャンプスタイルで度々登場するのがレクタタープ。ただおしゃれなだけではなく、機能面においてもファミリーキャンプにぴったりなんです。人数や天候に合わせて張り方を自由にアレンジできるので、覚えておけばより快適なキャンプを楽しめますよ!ここでは、張り方のアレンジ9種とおすすめタープ6選を紹介します!

目次

  1. レクタタープ(スクエアタープ)とは?
  2. レクタタープ(スクエアタープ) 基本の張り方4選
    1. レクタタープの基本の張り方(6本のポールを使用)
    2. 横からの雨風を防ぐレクタタープの張り方(2本のポールを使用)
    3. 風が強い日&プライベート確保のレクタタープの張り方(4本のポールを使用)
    4. 雨の日のレクタタープの張り方(6本のポールを使用)
  3. レクタタープ(スクエアタープ)の張り方 応用編 5選
    1. テント・タープ間移動で濡れない「小川張り」
    2. 辺の中央にポールを1本ずつ立てる
    3. 同じ高さのポールで平面屋根
    4. タープを中央にしてグルキャンの共同リビングに!
    5. タープ同士を連結すれば大人数でも安心の大空間に!
  4. おすすめレクタタープ(スクエアタープ)6選
    1. スノーピーク/HDタープ “シールド”・レクタ Pro セット (6人用)
    2. タトンカ/タープ1TC
    3. オガワ/フィールドタープレクタDX
    4. ディーオーディー/チーズタープ
    5. コールマン/スクエアタープDX
    6. ノルディスク/ベーシックコットンタープ カリ12
  5. レクタタープアレンジをマスターして、おしゃれで快適なキャンプライフを!

レクタタープ(スクエアタープ)とは?

レクタタープ(スクエアタープ)9種のアレンジとおすすめタープ6選
(画像=出典:写真AC、『.HYAKKEI』より 引用)

レクタタープとは四角形のタープのことで、中でも正方形のものをスクエアタープと呼びます。六角形のヘキサタープの方が張りやすいと言われることもありますが、張り方のポイントはレクタタープも同じです。コツさえつかめば、おしゃれさとアレンジのしやすさから手放せないアイテムになるでしょう。また、四角形なのでたたみみやすく、日陰の面積が広くなるので、機能面においてもファミリーキャンプ向きと言えます。

レクタタープ(スクエアタープ) 基本の張り方4選

レクタタープの基本の張り方(6本のポールを使用)

レクタタープ(スクエアタープ)9種のアレンジとおすすめタープ6選
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

メインポール2本、サイドポール4本、合計6本のポールを使った、レクタタープの広さを感じられる張り方です。タープを広げ、中央にメインポールを立てます。このとき、メインポール1本につきガイロープを2本使いましょう。ガイロープにしっかりとテンションをかけメインポールが立ったら、タープの四隅にサイドポールを立てれば完成です。

横からの雨風を防ぐレクタタープの張り方(2本のポールを使用)

レクタタープ(スクエアタープ)9種のアレンジとおすすめタープ6選
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

サイドポールは使わず、メインポール2本とガイロープを使って傾斜のある屋根を作る張り方です。タープを広げ、中央にメインポールを立てます。メインポール1本につきガイロープ2本を使い、しっかりとテンションをかけて立ち上げます。タープの四隅にガイロープを結びつけ、ピンと張る角度でペグダウンしたら完成です。

風が強い日&プライベート確保のレクタタープの張り方(4本のポールを使用)

レクタタープ(スクエアタープ)9種のアレンジとおすすめタープ6選
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

ポール6本を使った基本の張り方からアレンジした、風の強い日におすすめの張り方です。風上のサイドポールを2本外し、外した方のタープを地面近くまで下ろして風よけにします。サイト同士が密集したエリアでもプライベートを確保できるというメリットもあります。

雨の日のレクタタープの張り方(6本のポールを使用)

レクタタープ(スクエアタープ)9種のアレンジとおすすめタープ6選
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

こちらもポール6本を使った基本の張り方からアレンジした、雨の日におすすめの張り方です。タープの片側にガイロープを通し、雨水の通り道ができるように引っ張ります。雨水の通り道がないとタープの上に水たまりができ、水の重さで倒壊する恐れもあります。雨の日はスムーズに水が流れるよう角度をつけてあげましょう。

レクタタープ(スクエアタープ)の張り方 応用編 5選

テント・タープ間移動で濡れない「小川張り」

レクタタープ(スクエアタープ)9種のアレンジとおすすめタープ6選
(画像=出典:写真AC、『.HYAKKEI』より 引用)

テント後方に立てたポールからセッティングテープを伸ばし、テントとタープの隙間をなくすように張る方法を小川張りと言います。広さのないサイトでもコンパクトに設営でき、雨の日でもテントとタープの間を濡れずに移動できるというメリットがあります。また、テントとタープが連結されたようなスタイルは、見た目もかっこよく人気です。

辺の中央にポールを1本ずつ立てる

レクタタープ(スクエアタープ)9種のアレンジとおすすめタープ6選
(画像=出典:写真AC、『.HYAKKEI』より 引用)

4本のポールを、タープの辺の中央にそれぞれ1本ずつ立てる張り方です。タープの四隅が下がるので雨水をサイドに流してくれ、しっかりと日陰を確保できるのでどんな天候にも適しています。水が中央に落ちてこないので、タープから出入りしやすいというメリットもあります。

同じ高さのポールで平面屋根

レクタタープ(スクエアタープ)9種のアレンジとおすすめタープ6選
(画像=出典:写真AC、『.HYAKKEI』より 引用)

同じ高さのポールをタープの四隅に立て、平面の屋根を作る張り方です。レクタタープの広さを最大限に活用でき、大きなリビングスペースが作れて人数の多いキャンプでも広々と快適に過ごすことができます。風を受けやすいので、強風の日には向きません。

タープを中央にしてグルキャンの共同リビングに!

レクタタープ(スクエアタープ)9種のアレンジとおすすめタープ6選
(画像=出典:写真AC、『.HYAKKEI』より 引用)

グループキャンプでは、テントで囲むようにタープを張り、共同リビングとして活用すると動線の良いキャンプサイトが完成します。テント同士がタープで繋がっているので一体感が生まれ、楽しい時間を共有しやすくなりますね。大きなスペースを確保できるレクタタープならではの張り方です。

タープ同士を連結すれば大人数でも安心の大空間に!

直線の辺を持つレクタタープは、タープ同士を連結しやすいのもメリットです。2枚のタープのグロメットにポールを通すと簡単に連結でき、大人数でも安心の大空間が生まれます。また、同じタープ2枚ならつなげやすく、見た目も美しく決まります。手軽にリビングスペースを拡張できるので、グループキャンプなどではぜひ試してみたいですね!

おすすめレクタタープ(スクエアタープ)6選

張り方のバリエーションの多いレクタタープですが、ここからはおすすめのアイテムをご紹介します。

スノーピーク/HDタープ “シールド”・レクタ Pro セット (6人用)

レクタタープ(スクエアタープ)9種のアレンジとおすすめタープ6選
(画像=出典:amazon、『.HYAKKEI』より 引用)

縫製から防水加工に至るまで、丁寧に作られたレクタタープはさすがスノーピークと言える一品。日陰を濃くするシールド加工がされており、強い日差しの下でも快適に過ごすことができます。ポールと繋がる部分は力が分散するよう工夫されており、長く安心して使えるアイテムです。

【商品概要】

  • サイズ:775×990cm
  • 素材:ポリエステル
  • 重さ:3.7kg
  • 耐水圧:3000mm

タトンカ/タープ1TC

レクタタープ(スクエアタープ)9種のアレンジとおすすめタープ6選
(画像=出典:amazon、 『.HYAKKEI』より 引用)

ポリエステルとコットン、両方のメリットを活かした混紡素材で、水に強く軽量でありながら高い耐久性と遮光性を兼ね備えています。火の粉にも強く、タープの近くで焚き火をしても穴が開きにくいので安心です。フィールドに馴染むアースカラーで、どんなサイトにもおしゃれな空間を作り出します。

【商品概要】

  • サイズ:425×445cm
  • 素材:ポリコットン
  • 重さ:2.8kg
  • 耐水圧:1300mm

オガワ/フィールドタープレクタDX

レクタタープ(スクエアタープ)9種のアレンジとおすすめタープ6選
(画像=出典:amazon、『.HYAKKEI』より 引用)

ポリエステルは遮光性が低くなることもありますが、オガワのレクタタープは生地の厚みと遮光コーティングで強い日差しを二重でカットしてくれます。ポールを通すグロメットは12ヵ所もあるので、アレンジがしやすくさまざまな使い方が可能。ポールやハンマーなど、設営に必要な付属品もセットなので、すぐにキャンプで使えます。

【商品概要】

  • サイズ:420×350cm
  • 素材:ポリエステル
  • 重さ:11kg(ポール含む)
  • 耐水圧:1500mm

ディーオーディー/チーズタープ

レクタタープ(スクエアタープ)9種のアレンジとおすすめタープ6選
(画像=出典:amazon、『.HYAKKEI』より 引用)

厚みのあるポリコットン生地で濃い日陰を作り、火の粉にも強いスクエアタープです。全16ヵ所にポールとロープを付けることができるため、状況に応じて自由自在に張ることができます。正方形のためどちらが長い辺かなど迷うことなく、天候や人数に合わせて快適なサイトが作れます。

【商品概要】

  • サイズ:520×520cm
  • 素材:ポリコットン
  • 重さ:6.9kg
  • 耐水圧:350mm

コールマン/スクエアタープDX

レクタタープ(スクエアタープ)9種のアレンジとおすすめタープ6選
(画像=出典:amazon、『.HYAKKEI』より 引用)

コールマンのスクエアタープは、紫外線による変色や劣化の少ない“UV PRO”という素材が使われており、耐久性は抜群。また、付属のポールにはランタンフックが付いており、ランタンポールなどを別で準備する必要がなく便利です。

【商品概要】

  • サイズ:550×400cm
  • 素材:ポリエステル
  • 重さ:15.5kg(ポール含む)
  • 耐水圧:1500mm

ノルディスク/ベーシックコットンタープ カリ12

レクタタープ(スクエアタープ)9種のアレンジとおすすめタープ6選
(画像=出典:amazon、『.HYAKKEI』より 引用)

デザインにこだわるキャンパーから人気のノルディスクのタープは、ポリエステルとコットンの混紡素材です。ナチュラルカラーですがしっかりと日陰を作り、火の粉にも強いので、思い通りのキャンプサイトを演出することができます。

【商品概要】

  • サイズ:300×400cm
  • 素材:ポリコットン
  • 重さ:7.5kg
  • 耐水圧:350mm

レクタタープアレンジをマスターして、おしゃれで快適なキャンプライフを!

レクタタープ(スクエアタープ)9種のアレンジとおすすめタープ6選
(画像=出典:写真AC、『.HYAKKEI』より 引用)

キャンプではタープの下で過ごす時間が圧倒的に長くなります。レクタタープのさまざまなアレンジを覚えておけば、天候の変化やその日の気分に合わせて最適なキャンプサイトを作ることができますよ!直線的なラインが生まれるレクタタープは、どんなテントとも相性が良く、おしゃれなキャンプギアをより一層引き立ててくれるでしょう。

提供元・.HYAKKEI

【関連記事】
キャンプの流れが分からない初心者へ!1泊2日のキャンプスケジュールをご紹介
青梅・奥多摩、登山口にも神出鬼没。“幻のシフォンケーキ屋さん”:ちゃんちき堂 久保田哲さん
子どもとやりたい!『焚き火で絶品焼き芋』完全攻略法
【冬キャンプ】トライする前に知っておきたい注意すべきポイント5つ
世界最難関K2(8611m) 過酷な海外登山に僕が挑戦する理由