■熟成したモルトの風味・シークレットグレーン1976
正面からじっとこちらを見つめるメーテルの視線が印象的なイラストの1本は、「シークレットグレーン1976」。蒸留所名は明かせないが、1983年に閉鎖したスコットランド最大級と言われたグレーンウイスキー蒸留所で、既に希少となったコフィスチルと呼ばれる伝統的な連続式蒸留機から造られたシングルグレーンウイスキーで、43年熟成というのも希少な1本。山岡秀雄氏は「グレーンウイスキー特有の香りを程よく抑え、よく熟成したモルトのようだ」と評している。
■ストレートで味わいたい・ブナハーブン1987
もう1本、メーテルと零士ワールドを象徴するメカ&巻紙をデザインに施したラベルは、「ブナハーブン1987」。アイラ島北部に位置するブナハーブン蒸留所は、近年になってピート香の強いモルトも積極的にリリースしているが、元々はノンピートのモルトを使用し、アイラではピート感が控えめなのが特徴。33年もの長熟を経たこの1本は、そんなブナハーブンの特徴がバランスよく出ている。山岡氏は「繊細さのある素晴らしい長熟のモルト。加水せずにストレートで味わってほしい」とコメントしている。
そして、松本零士作品のさらなるラベルウイスキーを待望するファンには、嬉しいお知らせが。ウイスキー専門サイト「WHISKY MEW」での続報を待とう。
予約殺到が予想される貴重な一品、ファンならずとも手に入れてみたい。
文・suzuki/提供元・IGNITE
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