Bytedanceは10月13日に、同社が運営するショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」における、2021年第2四半期(4月1日~6月30日)のコミュニティガイドライン実施レポートを発表した。

TikTok、2021年第2四半期の違反削除動画は約8000万本
(画像=「TikTok」がポリシーに違反したために 削除されたアカウントや コンテンツの性質や数を公開、『BCN+R』より 引用)

同レポートによれば、2021年第2四半期には世界で8151万8334本の動画が、コミュニティガイドラインまたはサービス規約違反によって削除されている。

削除された動画は、「TikTok」にアップロードされた全動画の1%未満で、うち93.0%が投稿から24時間以内に削除されており、94.1%がユーザーから報告される前に削除された。

検知システムの改善によって、削除されたコンテンツの87.5%は一度も視聴されておらず、第1四半期(81.8%)より改善されている。

嫌がらせやいじめの動画のうち、73.3%は報告前に削除され、こちらも第1四半期(66.2%)より改善した。また、ヘイトスピーチを含む差別的な言動に関する動画のうち、72.9%が報告前に削除され、第1四半期(67.3%)より改善している。これらの改善は、ヘイトシンボルやヘイトに関する言葉、その他の嫌がらせやいじめ行為に積極的にフラグを立てて、安全チームによるさらなるレビューを実施するとともに、システムの継続的な改善に取り組んだ結果だという。

ほかにも、「TikTok」ではコンテンツに対するコメントをフィルタリングしたり、複数のコメントを一度に削除または報告したり、アカウントを一括してブロックしたりといった、さまざまな機能やリソースを使ったカスタマイズを可能にしている。

さらに、不適切または違反の可能性のあるコメントを投稿する前に、投稿者に対して自身の言葉の影響を考慮し、再考するよう促すコメント再考機能を追加し、同機能によって10人に4人を超えるユーザーがコメントの撤回と編集を選択した。

ほかにも、ライブ配信機能「TikTok LIVE」のライブストリーミング中のコメントや質問のミュート設定も改善しており、配信者またはその信頼できるモデレーターが、不親切な視聴者を数秒または数分、あるいはLIVEの期間中、一時的にミュートすることで、その人のコメント履歴の全削除を可能にするとともに、LIVEの配信者はキーワードフィルターを使用してコメントをオフにしたり、潜在的に有害なコメントを制限したりできるようになっている。

TikTok、2021年第2四半期の違反削除動画は約8000万本
(画像=「TikTok LIVE」におけるコメントや 質問に対するミュート設定画面のイメージ、『BCN+R』より 引用)

提供元・BCN+R

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