子連れのランチは選択肢が限られ、結局ファミリーレストランで済ませるという家庭は多いだろう。しかし東京都内の人気スポットには、子供向けのランチを提供しているお店が多い。観光と一緒に、ランチも親子で楽しんでみてはいかがだろうか(価格は基本、税抜き表示)。
日本初の「お子様ランチ」を上野で楽しむ
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日本で初めて「お子様ランチ」を提供したお店は、2018年に開業250周年を迎えた老舗百貨店の「松坂屋上野店」だ。1931年に、花見や上野動物園に訪れる家族向けに大食堂で提供されたのが発祥とされている。
本館7階にある「お好みダイニング カトレヤ」では、鰻・蕎麦、寿司などの和食からハンバーグやステーキ、中華まで豊富なメニューが楽しめる。当時の歴史を受け継いだ「お子様ランチ(税込み980円、おもちゃ付き)」にも注目だ。大人の洋食セットは大きな海老フライと和風ハンバーグがワンプレートになって1,750円(税込み)。子どもの頃にデパートの大食堂で食べた、あの懐かしさが蘇ってくるに違いない。
https://www.matsuzakaya.co.jp/ueno/restaurant/post.html
「東京ソラマチ」に人気ゲームシリーズのカフェが新登場
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今年で開業6周年を迎えた「東京スカイツリータウン」内に位置する「東京ソラマチ」。ここに9月27日(木)より新たなカフェがオープンする。あのゲームシリーズ「星のカービィ」をテーマにした『KIRBY CAFÉ(カービィカフェ)』だ。子供の頃、そのゲームに夢中になった方も多いはずだ。
往年のキャラクターをモチーフにした「ワドルディのおひるねオムライス(1,680円)」や、陶器のおまけが付いてくる「ウィスピーウッズのもりもりスイーツプレート(2,580 円)」は、見た目も可愛らしい。子供向けには、「カービィバーガー for Kids(980円)」がおすすめ。
2019年2月17日までの期間限定だが、こうした期間限定のコラボカフェはソラマチに限らずあちこちでオープンしている。好きなキャラクターやコンテンツのコラボカフェが開催されないか、公式サイトなどをチェックしてみるといいだろう。
ムーミンの世界に没入できるベーカリー&カフェ
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野球観戦や遊園地、スパなどが複合的にそろい家族で楽しめる東京ドームシティにも、子供から大人まで楽しめるランチのお店が豊富だ。中でもムーミンベーカリー&カフェ(東京ドームシティ ラクーア店)は、ムーミンの生まれ故郷フィンランドのパンや北欧料理などが楽しめるとあって人気だ。
ランチにはムーミンハウスの3段ココットに北欧ミートボールなどがセットになった「ムーミンハウスの欲張りプレート(1,700円・数量限定)」の他、子供用の「ムーミンカフェkidsプレート(750円)」には塗り絵のおまけが付いてくる。「ムーミン」の世界に没入しながら、子供との楽しい時間が過ごせる内装もいい。併設のベーカリーのパンはお土産にもおすすめだ。
https://benelic.com/moomin_cafe/tokyo_dome.php
羽田空港に出現したジャングルレストラン?
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出張や旅行の際に利用することはあっても、羽田空港へランチを食べに行こうと言う家族は少ないだろう。羽田空港国内線第1旅客ターミナルの2階にある「ル・シエール」は、窓ガラスや壁一面に張り巡らされたライオンやキリンといった動物のシルエットが、まるでジャングルに来たような気分に浸れる面白いレストランだ。
メニューはハンバーグやナポリタンといった洋食が中心で、大人用の「クラシカルハンバーグセット(税込1,470円)」や、子供用には飛行機のプレートにエビフライやミニハンバーグ、デザートなどが乗った「キッズプレート(税込740円・おもちゃ付き)」など。店内にはキッズスペースもあるので、子どもが飽きても安心だ。飛行機好きなら、食後に飛行機の離着陸を間近で見られる展望デッキへ。家族で羽田空港を満喫する週末も悪くないだろう。
https://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/shops_and_restaurants/store/99/
お子様ランチあり!「大丸東京店」で三ツ星フレンチをカジュアルに楽しむ
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東京駅直結の百貨店「大丸東京店」。12階のレストラン街には、都内の有名レストランが軒を連ねる。一見、子供とランチに行くにはハードルが高そうに見えるが、子供用のメニューを用意しているレストランが多い。
フランス・リオンで三ツ星を獲得し続けている「ポール・ボキューズ」の系列店「ブラッスリー ポール・ボキューズ大丸東京店」もそのひとつ。大人用のランチコースは2,500円と5,500円の2種類から選択できる。子供にはオムライスがメインの「お子様プレート(1,200円※12歳まで)」が提供されている。意外と大人も子供もカジュアルな価格で楽しめるお店なのだ。少しオシャレをして、東京・丸の内観光とセットで名店の味を楽しんでみては。
https://www.hiramatsurestaurant.jp/paulbocuse-daimarutokyo/
文・武田真那実(不動産系ディレクター・ライター)
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