新型コロナウイルスワクチン接種も進み、全国や北海道、札幌での新型コロナウイルス感染症は減少傾向にあります。新政権発足とともに緊急事態宣言も明けて好転していく兆しも見えてきました。
とはいえ重症化する確率が減るにしてもブレークスルー感染の危険性や、経時的に抗体減少の可能性もありブースター接種の承認も今後検討されていくかもしれません。

時短営業は変わらず続いており油断大敵であることには変わりありませんね。

外食は昼間や近所でのノンアルコールでの食事の程度の割合がやはり依然として多くなっていきそうです。そんなときには道産子みんな大好き、ラーメン!
そこで本記事ではラーメン大国札幌の中でも激戦区とされる豊平区のラーメン店のうち、人気のお店5選を紹介します。

目次

  1. 麺屋 彩味
  2. MEN-EIJI HIRAGISHI BASE
  3. 山嵐 本店
  4. 麺処まるはBEYOND
  5. 我流麺舞 飛燕
  6. まとめ

麺屋 彩味

いわゆる「元祖札幌味噌」の代名詞といえば中の島の「すみれ」を思い浮かべますが、「純連」やこの「彩味」など暖簾分けをしていった店は少なくありません。現在のすみれ系札幌味噌の新定番となったのはこの「彩味」でしょう。

ラーメン激戦区 札幌市豊平区!厳選ラーメン店5選
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

彩味の店主は「すみれ」で7年間修行した後、2000年11月に彩味を開店しました。
メニューは味噌・塩・醤油など各種ありますが、やはりおすすめはすみれ直伝の味噌。

3種類の白味噌をブレンドした特製味噌ダレ、豚骨清湯スープからなる風味豊かな味噌ラーメン。相性のいいすりおろし生姜がトッピングされており途中で味変しながらいただきます。
麺は濃厚スープに負けないよう、多加水でコシが強い中太縮れ麺がスープによく絡みます。
道産豚肩ロースをじっくり煮込んだチャーシューは脂身が少なく、盛りつけ前に軽く炙り、その上にすりおろし生姜を注文ごとにおろしてトッピングされます。

ラーメン激戦区 札幌市豊平区!厳選ラーメン店5選
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

住所:豊平区美園10条5-3-12
駐車場:店舗裏に15台程度
最寄り駅:地下鉄東豊線美園駅で徒歩3分程度

MEN-EIJI HIRAGISHI BASE

札幌No.1とも呼び声高いのがこのEIJI。場所としては平岸の住宅街にあり、地下鉄南北線平岸駅または南平岸駅の中間、徒歩10分程度の場所にあり、アパートの1階部分をぶち抜いた構造になっています。20年ほど前の平岸街道沿いに店舗がありましたが2006年からこちらに移転してきています。

ラーメン激戦区 札幌市豊平区!厳選ラーメン店5選
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

いくつかチェーン展開もしており、東区本町、豊平区月寒、札幌駅高架下にも店舗があります。完全に画一されたチェーンではなくそれぞれに個性はあるものの(東区のMEN-EIJI E.A.Kは家系ラーメンなど)、強い旨味と口の中に残りすぎない切れのあるスープはEIJIクオリティで共通している。

一時期豊水すすきのスガイディノス内にもありましたがビル取り壊しに伴い閉店してしまいました。

看板メニューの魚介豚骨醤油の他、つけ麺、まぜ麺などあります。

魚介豚骨醤油は煮干しベースのスープにあとから豚骨のパンチが効いてくる。麺は少し捻れた程度の中部と麺、スープと良く絡む自家製麺を使用、具材はレアめのチャーシュー、ごぼう、刻みたまねぎ、ジュレなど。ジュレも魚介系の旨味が詰まっておりほのかに柚子が香る、後半に味変が効いてきます。

また、現在の移転前からひっそり有名だったのは実はつけ麺。冷たく太い自家製麺に負けないだけの濃厚な魚介系つけ麺となっており、食べ終わったあとは店員さんにひと声かけてスープの再温め、おじやにしたり、割りスープで薄めて蕎麦湯のようにシメとしていただくのも定番。

ラーメン激戦区 札幌市豊平区!厳選ラーメン店5選
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

住所:平岸2条11丁目1-12
駐車場:店前に4台分

山嵐 本店

本格豚骨スープの一本勝負の名店、山嵐。環状線を平岸から中の島へ下っていく道路沿いにあります。交通量の割に駐車場は数台分と少なめのため行列になっていることもしばしば。最寄り駅は地下鉄南北線平岸駅で徒歩5分強。

ラーメン激戦区 札幌市豊平区!厳選ラーメン店5選
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

こちらもチェーン展開されており、狸小路もほど近い山嵐黒虎(中央区南3条西1丁目)や山嵐天上天下龍我独尊(南区藤野3条2丁目)などもあります。

全国チェーンの天下一品のこってりのような背脂の量にも関わらず、道産食材にこだわりじっくり作られたそのスープはあっさりとした口当たりとなっており独自性の高いスープとなっている。

このスープにたっぷり背脂を加えた「白スープ」、魚粉(サバ、曹達節、むろ節)を入れた「海スープ」、青ネギをたっぷり入れた「ネギダク」の3種類となっている。

以前は辛味のある赤スープ、煮干したっぷりの銀スープなどもありましたが現在はないようです。
麺は「さがみ屋製麺」のストレート太麺、チャーシューは道産肩ロースを10時間煮込んだ柔らかチャーシューとなっています。

ラーメン激戦区 札幌市豊平区!厳選ラーメン店5選
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

住所:平岸1条9丁目6−1
駐車場:数台分
最寄り駅:地下鉄南北線平岸駅で徒歩5分強

麺処まるはBEYOND

動物系、魚介系のバランスの整った中華そばが有名なお店。もともとは店主のお父様のお店すすきのにあった「まるは健松丸」から、お父様が急逝されたことを受けて2013年から中の島に開店したのが「麺処まるはBEYOND」。

ラーメン激戦区 札幌市豊平区!厳選ラーメン店5選
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

現在の店舗は地下鉄南北線南平岸駅徒歩1分以内。駐車場は2台のみで近隣のコインパーキングに停めるとラーメン1杯に付き100円のサービス券がもらえます。

店舗移転に伴いスープもリニューアルされたよう。以前はほとんど魚介系のさっぱりした、いつまでも飲んでいられる病みつきスープでしたが、現在は豚骨スープの割合が増え動物系の旨味の効いたスープに仕上がっています。

麺は札幌では珍しい京都の老舗製麺所「麺屋棣鄂(ていがく)」のツルツルした中細ストレート麺、チャーシュー2種類(低温調理&角煮)、太めのメンマ、九条ネギが具材として乗っています。

ラーメン激戦区 札幌市豊平区!厳選ラーメン店5選
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

住所:平岸3条13−7−7 第3藤川101
駐車場:2台のみ(近隣のコインパーキングに停めるとラーメン1杯に付き100円のサービス券がもらえます。)
最寄り駅:地下鉄南北線南平岸駅徒歩1分以内

我流麺舞 飛燕

今回唯一の鶏白湯系のラーメンです。最寄り駅の地下鉄南北線中の島駅から徒歩10分強と少しアクセスはしづらく、駐車場は店舗横と店舗から少し離れたところに合計5台程度。

ラーメン激戦区 札幌市豊平区!厳選ラーメン店5選
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

合同会社H&ENによって運営されており「飛燕グループ」としていくつかの店舗がグループ展開されています。このコロナ禍においてはチャーシューのテイクアウト販売など独自の取り組みをしており、現在も店舗で購入することができるよう。

こだわりはなんといってもスープ。鶏白湯スープとして想像するような鶏油たっぷりのこってり・クリーミーなスープとは違い、宮城県の森林鶏の首肉だけを使用し極力油を用いないヘルシーさ・魚介系の旨味の強いスッキリスープと鶏白湯スープの濃厚な飲みごたえを両立した独自のスープに仕上がっています。

こちらのスープをそのまま体現したのが「魚介鶏塩白湯」、焦がしラード風味にして濃厚鶏白湯と札幌ラーメンの融合を実現した「我龍札幌ラーメン 飛燕」が2大看板メニュー。

ラーメン激戦区 札幌市豊平区!厳選ラーメン店5選
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

住所:中の島1条9丁目4−14
駐車場:店舗横、店舗から少し離れたところに合計5台程度
最寄り駅:地下鉄南北線中の島駅から徒歩10分強

まとめ

いかがでしたでしょうか?道民みんな大好きラーメン特集として、札幌の激戦区豊平区のラーメン店を5つ紹介しました。いずれも各種メディアで特集されたり、ミシュランガイドを始めとする各種グルメマップにも名を連ねる店舗となっています。

緊急事態宣言も開けて少し出歩きやすい情勢となってきており、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。

提供元・北海道そらマガジン

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