富士山にチャレンジする場合は、安全に歩き続けられる登山靴にこだわるのがおすすめです。本記事では、富士山登頂にふさわしい登山靴の選び方をご紹介。転倒や怪我のリスクを軽減し、安全に富士山の頂上を目指せる登山靴を活用していきましょう。

  1. 富士山は登山靴選びが重要!
  2. 富士山用登山靴の選び方:履き心地編
  3. 富士山用登山靴の選び方:素材編
  4. 富士山におすすめの登山靴3選
  5. 登山靴以外の富士山用装備4選
  6. こだわりの登山靴で富士山に出かけよう

富士山は登山靴選びが重要!

日本人だけでなく、外国人からの人気も高い富士山。「一生に一度は登ってみたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。安全に富士山を上り切るためには、しっかりとした装備を整えることが大切です。中でも、登山靴は重要なポイントになります。

登山靴を厳選して富士山に登ろう

安心&快適に登頂できる、富士山の登山靴の選び方を解説!怪我のリスクを軽減しよう!
(画像=flickr Photo by T.Kiya『暮らし〜の』より引用)

長時間歩き続けるためには、自分の足にフィットする登山靴を選ぶことが大切な課題となります。合わない登山靴を履いていると、富士山をトレッキング中に思わぬ怪我や転倒のリスクが高まるので、注意が必要です。

本記事では、富士山を目指したい場合におすすめの登山靴の選び方をご紹介します。履き心地や素材など、どのような点に注目をすればよいのかチェックして、富士山に適したトレッキングシューズを見つけていきましょう。

富士山用登山靴の選び方:履き心地編

長時間の歩行でも耐えられるよう、履き心地にこだわって登山靴を選ぶことが重要なポイントです。特に富士山はゴールに至るまでに長い時間がかかるため、なるべく疲れないものを選ぶようにしましょう。どのような点に着目すべきか、選び方のポイントをご紹介します。

富士山用登山靴の選び方①:足首丈を選ぶ

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(画像=pixabay Photo bymichelmondadori『暮らし〜の』より引用)

まずチェックしておきたいのが、足首部分の高さです。富士山のように標高が高い山を登る際には、足首をカバーするくらいの高さの登山靴を選ぶのがおすすめ。足首がきちんと固定されて、転倒による怪我を防げます。

足首が固定されていないと、転んだ時に捻挫するリスクが高まるので注意が必要です。富士山の途中で捻挫をしてしまうと、下山も大変になってしまいます。普通の運動靴だと足首をカバーできないので、専用の登山靴を使うようにしてください。

中に小石が入るのも防げる

足首の部分に高さがある登山靴なら、内部に小石が入るのも防げます。富士山の途中には小石がたくさんある道があるため、気をつけましょう。小石が内部に入り込むと不快なだけでなく、怪我の原因になります。

また、内部に入った小石が邪魔をして歩きづらくなり、転倒や捻挫の危険性も。小石が入るたびに登山靴を脱いで取り出すのは大変なので、最初から小石が入り込まないものを選ぶようにしてください。足首部分の高さを確認した上で、靴を選ぶことが重要です。

富士山用登山靴の選び方②:靴紐が解けにくい

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(画像=pixabay Photo byKRiemer、『暮らし〜の』より引用)

長く履き続けていると、靴紐が解けてしまうことはありませんか?靴紐が解けないことも、富士山で取り入れるのに適した登山靴を選ぶ上で注目しておきたい点です。歩行中に靴紐が解けてしまうと、誤って紐を踏んで、転倒してしまう可能性があります。

夢中になって富士山を登っていると、靴紐が解けていることに気づかない場合もあるので要注意。また、靴紐が解けるたびに結び直すのは大変な手間になるのも気をつけておきたいポイントです。

溝が入った平紐がおすすめ

解けない靴紐にこだわりたい場合は、紐の形状をチェックしてみてください。丸みを帯びた形は解けやすいので避けた方が無難です。表面に溝が入り、平べったい形をした方が解けにくいと言われています。

溝が入っていることで摩擦が起きて、歩行中に解けにくくなるのがポイントです。靴紐はデザインの方に目が行ってしまいがちですが、形にもこだわることで、歩行中に解くのを防げるようになるので、注目してみましょう。

富士山用登山靴の選び方③:ソールの硬さにこだわる

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(画像=pixabay Photo bypcdazero、『暮らし〜の』より引用)

内側と外側、それぞれのソールの硬さにこだわることも意識しておきたい点です。外側のソールの場合は、しっかりとした硬さのあるものがおすすめ。耐久性と強度があり、足底からの衝撃を抑えてくれるものが役立ちます。

また、外側の部分には滑り止めが付いていると安心です。富士山を歩いている途中に雨が降ったり、ぬかるんだ道が出てきたりした時も、滑り止めがついた登山靴を履いていれば転倒のリスクを抑えられます。グリップ力の高いソールを選びましょう。

内側のソールはクッション性を重視

内側については、柔らかくクッション性があるものがおすすめです。硬いソールだと、長時間歩いているうちに足が疲れてしまうことがあります。適度な弾力があれば、足元に加わる衝撃を抑えて、登山中の疲れを軽減することが可能です。

また、足のアーチに沿うような形状であることも重要なポイント。アーチにフィットする形であれば、長い時間履いていても疲れにくくなります。フィット感を重視して、履き心地のよいものを選びましょう。

富士山用登山靴の選び方④:爪先に強度があると安心

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爪先は、登山靴の中で最も保護しておきたい部分です。重たいものが落ちたり、硬いものに当たったりした時、爪先にかかるダメージは大きいと言われています。他の部分は大丈夫でも、爪先だけ怪我してしまう、ということは珍しくありません。

そのため、トレッキング用のシューズを選ぶ際には、爪先に強度あるタイプにこだわってください。爪先をきちんと保護できるシューズなら、万が一のトラブルが起きた時も怪我のリスクを抑えられます。

富士山用登山靴の選び方⑤:大きめサイズがおすすめ

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(画像=pixabay Photo byFree-Photos、『暮らし〜の』より引用)

一般的に、トレッキング用のシューズは少し大きめのサイズがよいと言われています。普段25cmのシューズを履いているなら登山靴は25.5cmを選ぶなど、サイズを意識して選んでみてください。

富士山は長い時間をかけて歩くので、窮屈なシューズだと足が痛くなりやすいと考えられます。余裕のあるサイズを選ぶことで、足の痛みを抑えられるでしょう。また、長時間の歩行後は足がむくむことも。ぴったりサイズだと足がむくんだ時に窮屈になるので注意が必要です。

爪先とかかとを重視

どの程度のサイズがよいのかチェックするために、爪先とかかとに注目してみてください。かかとの部分は、きちんとフィットすることが大切です。かかとがフィットしていないと安定感がなくなり、歩きにくくなります。

爪先に関しては、少し余裕があるものがおすすめ。シューズの上から爪先を押した時に、親指が当たらないくらいの余裕がある登山靴を選んでください。爪先が窮屈だと足が痛くなりやすくなるため、気をつけましょう。

富士山用登山靴の選び方:素材編

最後まで安全に富士山を上り切るためには、登山靴に使用されている素材に注目することも大切です。どのような素材を使用している登山靴ならよいのか、具体的にチェックしていきましょう。機能的なシューズを選んで、富士山に役立ててみてください。

富士山用登山靴の選び方①:防水素材

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(画像=pixabay Photo byronymichaud、『暮らし〜の』より引用)

山の付近は、すぐに気候が変わります。スタート地点では晴れていたとしても、時間が経過するごとに雲行きが怪しくなり、雨が降り出すこともあるでしょう。雨水が染み込むのを防ぐため、防水性を備えたタイプを選ぶのがおすすめです。

防水性がある登山靴であれば、土砂降りの雨になったとしても、足が濡れて不快な思いをせずに済みます。また、防水性のある登山靴なら、水たまりがある場所も安心して歩くことが可能です。防水性にこだわって、選んでみてください。

富士山用登山靴の選び方②:透湿素材

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防水性を備えているのに加えて、内部の湿気を放出する素材であることも重要なポイントです。長時間歩いていると、登山靴の内部には想像以上に湿気が溜まります。足汗をかいて、蒸れてしまうこともあるでしょう。

透湿素材を使用した登山靴であれば、湿気が溜まりにくくなり、蒸れを抑えられます。また、蒸れによる不快なニオイも防ぐことが可能です。防水性と透湿性、2つの機能に着目してシューズを選び、頂上を目指してみてください。

富士山用登山靴の選び方③:軽量で耐久性が高い素材

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(画像=pixabay Photo byanalogicus、『暮らし〜の』より引用)

枝や小石など、富士山の道中にはさまざまなものが転がっています。岩場を登らなければならないこともあるでしょう。耐久性の低い靴を履いていると、靴底が取れたり、傷がついたり、といった事態が起きる可能性があります。そのため、しっかりとした耐久性を備えたものを選ぶのが鉄則です。

また、重量が軽いことも大切なポイントとして挙げられます。耐久性が高くても重たい登山靴だと足が疲れてしまうので、歩きやすい軽さにこだわってみてください。

富士山におすすめの登山靴3選

選ぶ際に注目しておきたいポイントをチェックしたら、富士山におすすめのシューズを具体的に見ていきましょう。人気を集めている登山靴を集めたので、参考にしながらお気に入りのシューズを選ぶようにしてみてください。

富士山用の登山靴①:ハイテック

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(画像=『暮らし〜の』より引用)

耐久性と防水性に優れた、機能的なシューズです。水に染み込みを防ぎつつ、内部の湿気を放出する通気性も備えています。足の蒸れを抑え、ニオイを気にせずに済ませたい場合に最適。

足底にはグリップ性の高い素材を使用し、転倒を防ぎます。ネイビーやカーキ、レッドなど豊富なカラーが揃い、デザイン性にこだわりたい方にもおすすめです。

富士山用の登山靴②:シャングアン

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雨水に4時間浸した状態でも内部に水が染み込むのを防ぎ、高い防水性を発揮してくれるシューズです。急な土砂降りにも対応できる登山靴を求めている場合にぴったり。

汗や湿気を効率的に逃す構造を採用しているので、長時間着用しても不快な思いをせずに済みます。爪先とかかとの部分には強度の高いゴム素材を使用し、硬いものが当たった時もしっかりと足を保護してくれるのも嬉しいポイントです。

富士山用の登山靴③:HIFEOS

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足に馴染み、フィット感の高い牛革を使用しているのが特徴です。防水性と耐久性を備え、急に天候が変わったとしても安心して歩き続けられます。足底には滑り止めがつき、ぬかるんだ場所でも滑って転倒するのを予防。

また、足底に水平方向の溝を入れることで安定したバランスを保ちやすくしています。デコボコとした路面でも歩きやすいでしょう。

登山靴以外の富士山用装備4選

お気に入りの登山靴が見つかったら、他の装備も揃えていきましょう。長い時間がかかるからこそ、富士山にチャレンジする際にはしっかりとした装備を整えることが大切。最低限準備しておきたいものをご紹介するので、参考にしてください。

富士山用装備①:レインウェア

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いつ雨が降ってきてもよいように、レインウェアは必ず持って行きましょう。防水性のあるシューズを履いていても、洋服が濡れてしまっては意味がありません。水を弾き、内部に染み込むのを防ぐタイプのウェアを準備しておくと安心です。

また、頭も部分もカバーできるように、フードがついたウェアがおすすめ。洋服の上からでも着やすいように、大きめサイズを選んでください。

富士山用装備②:防寒着

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(画像=『暮らし〜の』より引用)

スタート地点は暖かくても、富士山の頂上付近は思った以上に寒くなることがあります。簡単に体温調整ができるように、防寒着も装備品に入れておいてください。ダウンなど、保温性の高い素材を使用したウェアなら安心です。

また、防風性や防汚性など、他のポイントにも着目することが重要。アウトドアで活躍する機能性を備えたウェアを活用していきましょう。

富士山用装備③:ヘッドライト

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(画像=『暮らし〜の』より引用)

昼間の登山をスタートしても、目的地に着くまでには暗くなってしまうことがあります。また、富士山の朝日を見るために、夜明け前から行動を開始することも。暗い道でも歩きやすいように、ヘッドライトを準備しておくのがおすすめです。

富士山用装備④:行動食

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(画像=『暮らし〜の』より引用)

たくさんのエネルギーが必要となる登山では、簡単に栄養補給できる行動食があると便利です。必要な時にすぐに取り出してエネルギーチャージできる、パウチタイプの行動食を準備しておくとよいでしょう。また、いつでも食べられるように、常温でも日持ちするタイプを選んでください。

こだわりの登山靴で富士山に出かけよう

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(画像=pixabay Photo byoadtz、『暮らし〜の』より引用)

安心安全に富士山に挑戦するためには、機能性の高い登山靴を取り入れることが重要です。足首をしっかりとカバーし、足底や爪先を守ってくれるタイプを選ぶのがおすすめ。内部にクッション性があり、疲れを軽減してくれることも大切です。

また、防水性や透湿性、耐久性といった素材の機能に着目するのも忘れずにしましょう。細かいところまでこだわっていけば、お気に入りの登山靴が見つけられるはず。今回ご紹介した選び方をチェックして、富士山用の靴を選んでください。

文・kon_w/提供元・暮らし~の

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