コンビニへに行くと実に多くの種類のお菓子が並んでいる。よく見てみると普段目にするお菓子とは少し異なるものもある。実はコンビニには、そこでしか出会えない人気商品の「コンビニ限定味」があるのだ。一度口にすると、まだ知らない新しい感動が得られる。最近ハマったコンビニ限定味を紹介する。
あなたはいくつ出会えるか!コンビニ限定味のお菓子
コンビニ限定味のお菓子には、「コンビニでしか販売していないもの」「特定のコンビニ(セブン‐イレブン・ローソン・ファミリーマートなど)でしか販売していないもの」などがある。地域によって、また店舗によっても商品の取り扱いが異なるため、探してもなかなか出会えないのも無理ない。
筆者の生活圏内にあるいくつかの店舗で購入できた商品を紹介するが、既に販売終了していたら、筆者が再び復活してほしいと願っているお菓子として読んでもらえればうれしい。そもそもその地域で販売していない場合はお許し願いたい。
コンビニ限定の販売!あなたはどこのコンビニで出会えるだろうか
定番のポテトチップスには、コンビニ限定でダブルで濃い味にした商品が販売されている。筆者が探した結果、生活圏内のローソンでしか手に入らなかったのが「ポテトチップス コンソメWパンチ」だ。
ポテトチップス コンソメWパンチ 158円
コンソメ好きなら分かるだろうが、あの「もっとコンソメがたっぷり付いていたらいいのに!」と普段感じる物足りなさを叶えてくれる夢のようなポテトチップスだ。とにかく、どこをかじっても濃い。
全く食べ飽きないので、飲み物なしでも一気にいけてしまうほどのおいしさ。筆者の家庭では、子どもの食いつきが半端なかった。油断すると、大人にはわずかしか回ってこない。
コンソメの濃さにスパイスの深み。ただ味を濃くしただけではないその味わいに、大人も子どもも夢中になるのだろう。時折パウダーたっぷりの濃い一枚に出会うと、何とも言えない幸せを感じてしまう。
カルビーの公式サイトによると、「隠し味の梅肉パウダーの配合量を調整することで、一度食べたら止まらなくなる、飽きのこない濃厚な味わいを実現した」のだそう。梅肉パウダーの微妙な調整がミソのようで、なるほど奥が深い。
セブン‐イレブンで買える限定味お菓子
セブン‐イレブンは、以前からPB商品に力を入れている。そのためブランド名を廃したものが多いのだが、いくつか「セブン‐イレブン限定」として販売されているものもあった。その一つが「セブンカフェ シュガーバターの木 セイロン香るブラックティー&ミルク」である。
セブンカフェ シュガーバターの木 セイロン香るブラックティー&ミルク 267円
大人気商品のシュガーバターの木が、実は身近な全国のセブン‐イレブンで買える。しかも季節によっては、限定味が発売されるため見逃せない。
セイロン香るブラックティー&ミルクは、パッケージもシックでおしゃれなので手土産などにも良さそうだ。3枚入りと容量は少ないが、一枚一枚の満足感があるため、一人で食べるには適量かもしれない。むしろおいしくて食べ過ぎる危険性があるため、これぐらいでいいのだろう。
開封すると、すぐに甘い紅茶の香りが漂う。淹れた紅茶を口元に運んだときのあの香りに似ていて、うれしくなる。何層にも重なったパイ生地はサクサクとしており、噛みしめると香ばしい。甘さだけではない奥深さを感じる。
挟んであるクリームは、練乳のような濃厚さで、口の中でパイと合わさると絶妙なバランスでお互いを引き立てる。これは単純においしい。既に何度かリピート買いしている商品だ。パッケージに記載されているように、半分に割って食べるとポロポロとこぼしにくい。
クリート 低糖質ピスタチオチョコレート 192円
人工甘味料は不使用なのに低糖質を実現した人気の低糖質チョコレートシリーズのピスタチオ味はセブン‐イレブン限定だ。
ピスタチオ味は多くのお菓子で採用されているが、あの香ばしさ&濃厚さで、果たして低糖質など可能なのだろうか。
開封すると、香ばしいナッツの香りと共に個包装のチョコレートがコロンと8粒。ちょっと一息つきたいときなどのために、個包装は助かる。
味はかなり濃厚でしっかりとした甘さが広がる。抹茶っぽい味わいの中に、ナッツのコクと深みがしっかりと存在している。
とにかく一粒の満足感がスゴいのだ。ホワイトチョコレートがベースなのだろうが、本当に糖質30%OFFなのかと疑ってしまう。少し溶けやすいため暑い日の持ち歩きには要注意だが、甘いもの好きはハマるだろう。
ローソンで買える限定味のお菓子
ローソンは、ローソンセレクトをはじめとして多くのメーカーとお菓子でコラボしている。今回は、まさにローソンでしか手に入らない味のお菓子を紹介したい。
亀田 手塩屋ミニ レモン味 130円
ローソンではEXILEメンバー監修のレモンサワー「レモンサワースクワッド」を販売しており好評のようだ。その「#WE ARE THE SQUAD」シリーズから、同じくレモン味のお菓子が登場している。
まずは亀田の手塩屋。せんべいにレモン味とは少し不安もあったが、手塩屋らしさもある非常にバランスのいい味わいに仕上がっていた。
開封すると同時に漂うのは、爽やかなレモンの香り。もちろんせんべいの香ばしさもあるため、食欲がそそられる。
口に入れた瞬間、レモンパウダーが口に広がる。すっぱすぎない酸味と、手塩屋のだしの風味、そして塩味とがベストマッチで、一気食いしてしまいそうな勢いだ。パウダーがついた指は、きっと舐めたくなるに違いない。
亀田の柿の種 レモン味100% 130円
もう一つ発見したコラボ商品は、亀田の柿の種。先ほどの手塩屋は塩味とレモン味のハーモニーが絶妙だったが、しょうゆ味とレモン味はどのようなハーモニーを生むのだろうか。
こちらの結論は、今ひとつ。開封時の香りも、ほんのりとレモンが香る程度でインパクトが少ない。肝心のレモン味は、ほんのり感じる程度だった。
もちろん普通に柿の種としておいしいのだが、せっかくのレモン味なので、濃い味好きの筆者としてはもっとガツンと効かせてほしかったと思う。
こちらの商品にはピーナッツが入っていないが、手塩屋のようなレモンパウダーを効かせたピーナッツが入っていたら、満足度がもっと上がったかもしれない。