住信SBIネット銀行では、パートナー企業とタイアップしたネット専用銀行口座「NEOBANK」を作ることができる。なかでもおすすめしたいのがTポイントがザクザク貯まるお得な「T NEOBANK」だ。スマホからYahoo! JAPAN IDでログインすれば、数ステップで申し込みができ、ATM手数料や他行宛振込手数料が月5回まで無料になるなど、アプリ感覚で使える新しいマネーサービスである。そこで今回は、T NEOBANKの申し込み方法やメリット&デメリットについて解説しよう。
そもそも住信SBIネット銀行の「NEOBANK」って何なの?
以前、筆者は住信SBIネット銀行の目的別口座を作る方法を紹介した。この口座は住信SBIネット銀行において「貯金用」「生活費用」「投資資金用」など、用途別の口座を1人で10個も作成できるものだが、これには口座番号の割り当てがない。あくまでも住信SBIネット銀行がメイン口座で、別口財布のような存在なのである。
これに対し、住信SBIネット銀行が提供する「NEOBANK」ではパートナー企業とタイアップした別支店の銀行口座扱いとなり、口座番号も割り当てられるのだ。
現在、NEOBANKにはTポイントが貯まる「T NEOBANK」、JALマイレージに強い「JAL NEOBANK」、ヤマダポイントがもらえる「ヤマダNEOBANK」の3つが用意されている。いずれも住信SBIネット銀行とNEOBANK間の振込手数料は無料で、他行宛振込手数料やATM手数料が5回まで無料になる。ほかにも、NEOBANKでは普通預金や定期預金だけでなく、定額自動振替、定額自動振込、外貨積立などが自動でできる便利機能も備えるなど、これまでにない新しいマネーサービスとして注目されている。
Tポイントが貯まる「T NEOBANK」がおすすめなワケ
JALマイレージを貯めているなら「JAL NEOBANK」。ヤマダデンキでの買い物が多いなら「ヤマダNEOBANK」がおすすめだが、今回筆者が実際に申し込んだのは「T NEOBANK」である。T NEOBANKは給与受け取りや公共料金などの自動引落し口座指定で毎月Tポイントが貯まるお得なネット銀行口座だ。
もちろん、T NEOBANKに申し込むのはスマホひとつあればいい。専用アプリにYahoo! JAPAN IDでログインすれば、ほんの数ステップで申し込みは完了する。本人確認も身分証明書をスマホのカメラで撮影するだけでOKだ。印鑑は必要ないし、通帳やキャッシュカードも発行されないため、まさに、ポイントカードアプリと同じような感覚で銀行口座が開設ができる。
なお、T NEOBANKでキャッシュカードは発行されないので現金の入出金方法が気になるだろうが、こちらは「アプリでATM」という機能があり、コンビニATMに表示されたQRコードをスマホアプリで読み込むことで現金の入出金が可能となっている。
■T NEOBANKの特徴
【1】自宅にいながらスマホから口座開設可能
【2】給与受け取りや公共料金などの引落し口座指定で毎月Tポイントが貯まる
【3】ATM利用・他行宛振込手数料が各5回まで無料
【4】印鑑やキャッシュカードはなし(認証番号カードのみ)
【5】「T NEOBANK口座振替キャンペーン!」でもれなく1,000ptがもらえる
自宅にながらスマホで簡単に申し込みができる!
T NEOBANKは自宅にながら、スマホアプリで簡単に口座開設を申し込める。まず、専用アプリを入手したら「口座開設」を押し、「まだ口座をお持ちでないかたはこちら」をタップしよう。ログインは「Yahoo! JAPAN ID」か「電話番号」でできるが、筆者はYahoo! JAPAN IDを持っていたので、こちらを選択した。ログインには電話番号のSMSに届いた認証コードを入力する必要があるが、スマホなら簡単にできる。
ログイン後はTカード番号、生年月日、氏名、住所、メルアド、ユーザーネーム、WEBログインパスワードなどを画面に従って登録するだけでOK。これだけでT NEOBANKへの申し込みは終了だ。すぐに登録したメルアドに「『Tポイント利用手続き』完了のお知らせ」メールが届くはずである。