群馬県沼田市にある「吹割の滝」(ふきわれのたき)は、岩の割れ目に流れ落ちる美しい滝の姿が人気の観光スポットで、紅葉の時期もおすすめです。そんな「吹割の滝」について、紅葉の見頃の時期や散策スポット、アクセス方法などをご紹介します。

目次

  1. 群馬県の「吹割の滝」の紅葉情報をご紹介!
  2. 「吹割の滝」へのアクセス方法
  3. 「吹割の滝」の紅葉の見頃と散策路
  4. 「吹割の滝」の遊歩道の人気紅葉スポット
  5. 「吹割の滝」周辺の宿泊施設&日帰り温泉施設
  6. 群馬県の「吹割の滝」で紅葉を堪能しよう!

群馬県の「吹割の滝」の紅葉情報をご紹介!

群馬観光なら要チェック!遊歩道散策が楽しい吹割の滝の紅葉情報まとめ!
(画像=flickr Photo by shi.k、『暮らし〜の』より引用)

群馬県沼田市の「吹割の滝」(ふきわれのたき)は、「天然記念物及び名勝」に指定されている美しい滝を散策しながら間近に眺められる人気の観光スポットです。

冬の時期は積雪のため遊歩道での散策はできませんが、水量の多い春や新緑の夏、紅葉の秋と、四季折々の景色が堪能できる群馬・沼田エリアでもおすすめのスポットとなっています。そんな「吹割の滝」の紅葉情報をご紹介しますので、訪問前にチェックしてみてください。(当記事は2021年10月2日時点での情報を元に作成しています)

「吹割の滝」へのアクセス方法

公共交通機関でのアクセス

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吹割の滝に公共交通機関でアクセスする場合は、JR「沼田駅」からバスで45分ほど、またはJR「上毛高原駅」からバスで70分ほどとなります。

下車するバス停は、吹割の滝の遊歩道を下流側から進む場合には「吹割の滝」バス停で、上流側から進みたい時には「追貝上」バス停が便利です。紅葉の見頃の時期には多くの人が訪れて混雑するため、事前に時刻表などをチェックして、時間に余裕を持ってアクセスしましょう。

車でのアクセス

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吹割の滝に車でアクセスする場合は、関越自動車道の「沼田インターチェンジ」から国道120号線を通って20分ほどとなります。

2013年にバイパスが開通して峠道を通るルートではなくなり、運転しやすくなりましたが、吹割の滝の周辺には人気の観光スポットが多くそろっているので、紅葉の見頃の時期には渋滞に気をつけましょう。

■吹割の滝周辺の駐車場

吹割の滝の周辺には、さまざまなスタイルの駐車場があります。吹割大橋の手前にある「市営駐車場」は無料で利用でき、遊歩道を一周したい時にもおすすめですが、収容台数が10台分しかないため、紅葉の見頃の時期には満車の場合が多いのが難点です。

「市営駐車場」があいていない場合には、その先にもたくさん駐車場があるので、そちらを利用しましょう。

■駐車場を利用する際の注意点

「市営駐車場」以外の吹割の滝周辺の駐車場は、「駐車場のみ」や、「お土産店などの施設に併設した駐車場」など、さまざまなスタイルがそろっているのが特徴です。「有料」や「無料」の表示を確認してから車を停めましょう。

また、吹割の滝の紅葉観光とともに食事やお土産の購入もしたい時には、その施設を利用することで無料で駐車できる場所もあります。シーンにあわせて駐車場を選んでみてください。

「吹割の滝」の紅葉の見頃と散策路

吹割の滝の紅葉の見頃の時期

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吹割の滝の紅葉の見頃の時期は、例年10月下旬ころから11月上旬ころにかけてとなります。その年の気象状況などにより変動するので、最新の情報をチェックしてから訪問してみてください。

吹割の滝の周辺には遊歩道が整備されていて、散策をしながら滝と紅葉の景色を楽しめるのが人気です。短時間でも楽しめる散策路やじっくりと景色を眺められる散策路があるので、滞在時間にあわせて散策路を選んで吹割の滝と紅葉の絶景を満喫しましょう。

散策ができる遊歩道へのルートは2ヶ所

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吹割の滝を間近に眺められる遊歩道におりるルートは2ヶ所にあります。「吹割の滝」バス停で下車したり下流側の駐車場を利用した場合には「鱒飛の滝」がある下流側から、「追貝上」バス停で下車したり上流側の駐車場を利用した際には「千畳敷」がある上流側から、遊歩道におりられます。

駐車場は当日の混雑状況によりチェックしておいた場所に停められない場合もありますが、バスでアクセスする際には下車するバス停を決めておきましょう。

■滞在時間にあわせたコース設定がおすすめ

吹割の滝の遊歩道は、下流側は「吹割大橋」から、上流側は「浮島橋」と「吹割橋」を通って、吹割の滝の対岸に続いています。時間に余裕がある時には、拠点(バス停や駐車場)から遊歩道におりて吹割の滝を間近に観光してから対岸に渡って一周する散策コースがおすすめです。

ゆっくりと観光をする時間が取れない時には、吹割の滝に面した遊歩道だけを散策するなど、滞在時間にあわせてコースを選んでみてください。

「吹割の滝」の遊歩道の人気紅葉スポット

①鱒飛の滝

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(画像=flickr Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)、『暮らし〜の』より引用)

「鱒飛の滝」(ますとびのたき)は、吹割の滝の下流側から遊歩道を進んで一番最初に見学できる、落差約15mの滝です。

立ち入り禁止のエリアがあるため滝の全景を眺めることはできませんが、吹割の滝に流れた水が「鱒飛の滝」に一気に集結するので豪快な水量の滝の流れと、周辺の紅葉のおだやかな絶景が楽しんでみてください。

②吹割の滝

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遊歩道で一番の見どころとなる「吹割の滝」は、落差は7mほどですが幅が30mほどもあり、国の天然記念物と名勝に指定されています。岩の割れ目に流れ落ちる美しい滝は「東洋のナイアガラ」とも呼ばれているので、吹割の滝と紅葉の絶景をゆったりと堪能しましょう。

■吹割の滝で紅葉を楽しむ際の注意点

吹割の滝に向かう際には、細い遊歩道を通るルートとなります。遊歩道は舗装路で歩きやすく整備されていますが、幅が狭くて柵もないため、周辺の紅葉や景色を眺めながら散策をする際には足元に気をつけましょう。

また、吹割の滝には間近で滝を眺められる観瀑台のような場所がありますが、こちらは整備されていません。立ち入り禁止の白線がひかれたエリアには絶対に入らないようにして、安全に吹割の滝と紅葉を鑑賞しましょう。

③千畳敷

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(画像=flickr Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)、『暮らし〜の』より引用)

下流側から遊歩道を進んで、「鱒飛の滝」と「吹割の滝」に続いて現れるのが、「千畳敷」です。吹割の滝とは対照的な、浅くて穏やかな川の流れが特徴となっています。遊歩道が続く「浮島」も間近に眺められるので、紅葉の絶景とともにゆったりと雄大な景色を楽しみましょう。

④浮島・浮島橋・吹割橋

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(画像=flickr Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)、『暮らし〜の』より引用)

千畳敷を進んで「浮島橋」を渡った場所にある「浮島」には、平安初期に創設したといわれる「浮島観音堂」があります。木々に囲まれていて紅葉を間近に堪能できるスポットにもなっているので、お参りとともにゆったりと紅葉を楽しみましょう。

お参りの後は「吹割橋」を進むと、対岸にある遊歩道を散策できます。さらに進んで散策を楽しんだり、時間がなければここで引き返したりと、シーンにあわせて紅葉観光を堪能してみてください。

■浮島橋と吹割橋からの紅葉の景色もおすすめ

浮島にかかる「浮島橋」と「吹割橋」からは、両岸に広がる紅葉の絶景とともに、千畳敷や今まで歩いてきた遊歩道を眺めることができます。

2つの橋はしっかりとした造りの吊橋ですが、柵の隙間が広い場所もあるので、小さい子どもと観光を楽しむ際には目を離さないように気をつけましょう。また、人が多い時には譲り合うなどして、安全に紅葉を鑑賞してください。

⑤対岸の遊歩道(詩のこみち・観瀑台)

吹割橋を進んだ対岸のエリアには、「詩のこみち」と呼ばれる遊歩道が下流側まで続いています。木々が茂る場所を進むため紅葉を間近に堪能できるおすすめのスポットですが、遊歩道を一周する散策コースとなるため距離が長く、舗装されていなくて歩きにくい場所が多いので、履きなれた靴や動きやすい服装で訪問しましょう。

■観瀑台からの紅葉と滝の景色も人気

「詩のこみち」にある「第1観瀑台」と「第2観瀑台」では紅葉の木々の隙間から吹割の滝を、その先にある「第3観瀑台」からは鱒飛の滝を眺められます。

観瀑台や遊歩道は狭いので、混雑している時は譲り合いながら、先ほど間近で眺めた景色とは違った、高所からの2つの滝の絶景を堪能してみてください。

■遊歩道のゴール地点でも紅葉を堪能

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(画像=flickr Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)、『暮らし〜の』より引用)

長い階段をくだった先の、赤い鳥居がある「十二様」(じゅうにさま)が、遊歩道のゴール地点となります。このあとは市営駐車場や、「吹割大橋」を渡ってバス停や駐車場に戻るルートとなるので、「吹割大橋」からの景色や周辺の紅葉などを眺めながら進んでみてください。

吹割の滝での紅葉散策を楽しんだ後は、日帰り温泉や宿泊もおすすめです。このあと、別の項目でご紹介しますので、チェックしてみてください。

「吹割の滝」周辺の宿泊施設&日帰り温泉施設

①群馬県 老神温泉 仙郷

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(画像=出典:travel.yahoo.co.jp、『暮らし〜の』より引用)

「群馬県 老神温泉 仙郷」は、吹割の滝から近い老神温泉にある、豊かな自然の中で静かに過ごせる全20室の宿泊施設です。

内風呂と露天風呂がそろう大浴場は男女入れ替え制で、紅葉の絶景を眺めながら老神温泉のアルカリ性単純硫黄温泉(アルカリ性低張性高温泉)の湯を堪能できます。大浴場にはフェイスタオルとバスタオルが用意してあるので、滞在中は湯めぐり気分で何度も温泉を満喫しましょう。

■群馬の自然と美味しい料理をゆったりと堪能

お部屋は、純和風のスタイルで周辺の景色を堪能できる「通常客室」のほか、紅葉を間近に感じられる「露天風呂付き客室」がそろっていて、プライベートな空間で観光の疲れを癒したい時におすすめです。

食事は、群馬県産の旬の食材を使った和食を個室の食事処や広間でいただくスタイルとなっています。群馬の魅力を感じながらゆったりと過ごしてみてください。

群馬県 老神温泉 仙郷

住所 電話番号
〒378-0304
群馬県沼田市利根町大楊2-1
0278-56-2601

②源泉湯の宿 紫翠亭

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(画像=出典:travel.yahoo.co.jp、『暮らし〜の』より引用)

「源泉湯の宿 紫翠亭」も、吹割の滝から近い老神温泉にある宿泊施設です。大浴場には大きな窓に面した内風呂と、紅葉を間近に堪能できる庭園露天風呂、さらに男女入れ替え制の「庭園露天風呂 星見の湯」があり、老神温泉の単純温泉(アルカリ性低張性温泉)の湯を堪能できます。

また、大浴場にはサウナもあるので、温泉にゆったりと浸かったりサウナで汗を流したりして、観光の疲れを癒しましょう。

■シーンにあわせた過ごし方ができる人気の施設

お部屋は、和室や洋室、和洋特別室のほか、内湯と露天風呂が付いた貴賓室もあり、気軽に宿泊したい時からゆったりと過ごしたい時までシーンにあわせて選べます。

食事は、地元の厳選した食材を使った料理や別注料理を、個室の食事処や食事会場でいただくスタイルです。子ども向けのメニューもあるので、ファミリーにもおすすめの宿泊施設となっています。

源泉湯の宿 紫翠亭

住所 電話番号
〒378-0322
群馬県沼田市利根町老神550
0278-56-4180

③湯元 華亭(日帰り温泉)

「湯元 華亭」は、吹割の滝から近い老神温泉にある日帰り温泉施設です。紅葉観光の後に宿泊をする時間が取れないけれど、温泉も楽しみたいという時におすすめの施設となっています。

料金は滞在時間にあわせて「3時間・6時間・1日」の設定があるので、紅葉観光の後の立ち寄り湯や、観光の途中で天気が急変してしまった時などにも利用しやすい施設です。シーンにあわせて立ち寄ってみてください。

■温泉とともに食事や個室利用も人気

お風呂は、大きな窓がある内風呂と紅葉を間近に眺められる露天風呂があり、老神温泉の単純硫黄温泉(低調性弱アルカリ性温泉)の湯を堪能できます。また、地元の食材を使った料理が楽しめる食事処や、ゆったりとくつろげる個室などもあり、あわせておすすめです。

有料となりますがレンタルバスタオルや販売のフェイスタオルもあり、気軽に利用できる日帰り温泉施設となっているので、紅葉観光の後に訪問して疲れを癒しましょう。

湯元 華亭

住所 電話番号
〒378-0304
群馬県沼田市利根町大楊1519-4
0278-56-4126

群馬県の「吹割の滝」で紅葉を堪能しよう!

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(画像=flickr Photo by machu.、『暮らし〜の』より引用)

群馬県沼田市にある人気観光スポット「吹割の滝」の紅葉情報をご紹介しました。「吹割の滝」は散策とともに紅葉が堪能できるおすすめのスポットですが、遊歩道が狭かったり滝周辺の足場が悪かったりと注意が必要な点もあります。

紅葉の見頃の時期には特に混雑するため、遊歩道では譲り合いながら散策をして、吹割の滝と紅葉の絶景を満喫しましょう。

文・M-Y-M/提供元・暮らし~の

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