アドビが推測する「テレワークが捗らない理由」

日本人が「テレワークだと仕事がはかどらない」非効率になってしまうならではの理由とは
(画像=資料を作成する時間より、上司の捺印を待つ時間の方が長いなんてこともザラにある、『大人ライフ』より引用)

 日本人にとってテレワークが捗らない理由。それは、他国に比べてデジタル化が進んでいないからではないだろうか。

 アドビが2020年に行った調査では、上司に判子やサインを貰ったり、オフィスにある紙の資料を確認するため、6割以上の人がテレワーク中にやむなく出社した経験があると回答している。アドビは「このようなオフィスでしかできない紙を使った業務が、テレワーク環境下の仕事効率化の妨げになっていることが考えられます」と推定しており、日本はその典型的な悪い例と言えるだろう。

 判子といえば、日本社会の代表的な文化だ。判子のデジタル化を進めている企業もあるが、そもそも判子は必要なのだろうか。「判子を押す」理由を見つめ直し、捺印ありきの仕事を見直さない限り、抜本的な業務効率化は難しいだろう。現在のパンデミックが収束しても、また新しいウイルスが現れる可能性だって十分にあるわけだ。ぬるっとテレワークを行えてしまっている現状に甘えることなく、いまのうちにオンラインで仕事ができる環境を整えておきたいものだ。

参照元:アドビ、未来の働き方に関する調査を7カ国で実施【アドビ株式会社】

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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